SICF5
グランプリアーティスト展 atiek+D『Cal.Log@spiral』(2004)

期間 :
2004.11.05~08
会場 :
ショウケース

atiek+Dの作品「Cal.Log」は、瀧澤啓太(atiek)と中林勝(+D)のユニットによる"現在進行形の日記"です。携帯メールの利便性とネットの公開性を取り入れながら、一冊の本『Cal.Log Book』に帰結するatiek+Dの「Cal.Log」は、自分と向き合う時間を生み出し「思いを刻みたい」という普遍的欲求を日常的に叶え、生活全体をアートに変えるという視点と、ネット上に公開することでビジネス展開への可能性も含むという点で審査員から高く評価されました。

グランプリ展では、「Cal.Log」から広がっていくネットワークのイメージを空間インスタレーションで表現するとともに、手触りや質感にもこだわって装丁された『Cal.Log Book』の展示「Cal.Log」体験スペースなどから、立体的に展開されました。 「Cal.Log」とはCalendarとLogを合わせた造語です。その場の気分をメモするようにメールで綴る「Cal.Log」は、今日を起点に時系列で重なり、365日経つと『Cal.Log Book』となって手元に残ります。「Cal.Log」へは携帯電話で撮影したスナップショットも添付でき、書きこんだLogとともにパソコンのブラウザや携帯電話からいつでも見ることが可能です。またメンバーリストにユーザーネームを公開すれば、日記というプライベートなツールはパブリックな表現手段へ転化し、「Cal.Log」から自分を中心とした新しいネットワークが世界へ広がっていきます。

主催:株式会社ワコールアートセンター
企画制作:スパイラル

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