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lecture & workshop

ゲストとの対話から、アートを媒介としたビジネスの可能性を探る

スペクトラムサロン

第5回
10月3日開催

【スペクトラムサロンとは】
2015年10月に30周年を迎えるスパイラルでは、「スペクトラム」をコンセプトに様々なイベントを展開いたします。「スペクトラム」とは、英語で“連続体” や“領域”、プリズムを介して生じる色彩の配列を意味します。既存の表現の垣根を超え、国籍も世代も問わず、領域横断的に創作をする全く新しいクリエーターや、いまだ評価の定まらない取り組みを、「スペクトラム」と称し、ひとつのムーブメントとして紹介します。

「スペクトラムサロン」では、経済、文化、まちづくりなど、さまざまな分野で障害となっている二項対立的な世界の見方を乗り越え、領域を横断しつつダイナミックな活動を展開する各界のゲストとの対話から、アートやアートに関連する新たな活動やビジネスの可能性を模索します。
▶第5回スペクトラムサロン(特別回)10月3日(土)開催
「スロームーブメント・トーク」

第5回目のスペクトラムサロンは、スパイラル30周年記念事業展覧会「スペクトラム展」の関連企画「スロームーブメント青山公演」と連動して実施いたします。同日、国連大学前広場とスパイラルで開催されるパフォーマンス公演に引き続き、公演をともに実現したアーティストやクリエイターの皆さま、パフォーマンスに使用する特別な車椅子の開発にご協力いただいた企業の皆さまをご紹介するほか、総合演出を務める栗栖良依(スローレベールディレクター)と、スパイラルのチーフプランナーであり、スロームーブメントの源流となった「横浜ランデヴープロジェクト」を立ち上げた松田朋春を中心に、スロームーブメントが現代社会に問いかけているものは何かをテーマとする特別な座談会を開催いたします。
<開催概要>
日時:2015年10月3日(土)17:30〜19:30(開場17:00)
会場:スパイラルB1F CAY
  (今回サロンはこれまでとは会場が異なりますのでご留意ください)
登壇者:栗栖良依(スロームーブメント総合演出/スローレベールディレクター)
    松田朋春(スパイラル/株式会社ワコールアートセンター チーフプランナー)
    金井ケイスケ(サーカスアーティスト)
    長屋明浩(ヤマハ発動機株式会社 デザイン本部本部長)
    川田 学 (ヤマハ株式会社 デザイン研究所所長)
    南村千里(デフの振付家・アーティスト)
参加費:1,000円+ワンドリンク500円
    (今回は入場料のほかワンドリンクを申し受けます。ご了承ください。)
定員:100名
主催:スパイラル/株式会社ワコールアートセンター、スロームーブメント実行委員会
協力:特定非営利活動法人スローレーベル、独立行政法人国際交流基金



【お申し込み方法】
件名に「10/3スペクトラムサロン」、本文に「お名前/ご所属/希望日時/ご連絡先(電話番号)」を明記の上、9月30日(水)までに
spectrum@spiral.co.jp
にメールをご送信ください。追って、担当者よりご返信させていただきます。定員に達した場合は先着順とさせていただきます。
※9月30日以降は当日受付とさせていただきます。
■スペクトラムサロン アーカイブ■

▶第1回スペクトラムサロン ※終了しました。
『多様化するオルタナティブ〜「本」と「食」と「FabLab」と〜』
領域を超え特異点として輝くヒト、モノ、コトに着目する「スペクトラムサロン」。第一回目の開催は「多様化するオルタナティブ」と題し、それぞれに専門領域をもちながら、その枠にとどまらないユニークな活動を推進する3つのオルタナティブチームをご紹介します。
日時:2015年5月19日(火) 19:00~21:00
登壇者:花井裕一郎(演出家/NPO法人オブセリズム)
    西森陸雄(工学院大学建築学部教授/株式会社クーカル代表)
    梅澤陽明(FabLab Shibuya チーフディレクター)
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<トーク内容>第1回スペクトラムサロンは、長野県小布施町にある「まちとしょテラソ」の初代館長を務めた演出家(NPO法人オブセリズム)の花井裕一郎氏、有名シェフと地場産品の出会いから新たな食文化を創造するプロジェクトチーム「Cu-Cal」の西森陸雄氏、「FabLab Shibuya」の梅澤陽明氏の3名をゲストにお迎えしました。
花井氏は、図書館を単なる公共サービスを提供する場所としてではなく、図書を中心にさまざまなコミュニケーションを生み出す場と捉え、図書館の内外に広がる活動を展開してきた花井氏から、アートとも接点の多い図書関連プロジェクトの未来像を紹介。
西森氏は、建築家であるかたわら、軽井沢で「クーカル軽井沢」を立ち上げ、奈良県や八王子市でもフードフェスティバルを立ち上げてきました。一般的には商業的な色彩が強くなりがちな食のイベントにどう新風を巻き起こすのか、「食」がまちづくりに与える影響などを実例を挙げご紹介いただきました。
梅澤氏が展開する「FabLab」とは、3Dプリンターなどのデジタルファブリケーションを活用し、誰もがものづくりに参加できるようにする国際的なネットワークです。LOFT、無印良品とのコラボレーションにより実現された「&Fab」や、蔦屋書店が展開する「湘南T-SITE」への参加などで話題を集める「FabLab Shibuya」の活動を通し、「FabLab」というコンセプトの持続的発展に向けたビジョンをご紹介いただきました。
▶第2回スペクトラムサロン ※終了しました。
『2020年、日本発のダイバーシティ・ムーブメントを世界へ』
東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向け、年齢、性別、国籍、障害の有無など、ひとりひとりの違いを個性として尊重し、積極的に活かしていく『ダイバーシティ』という考え方について考察していきます。
日時:2015年6月16日(火) 19:00~21:00
進行:栗栖良依(スローレーベル ディレクター)
登壇者:須藤シンジ(NPO法人法人ピープルデザイン研究所代表理事)
    白岩高子(アトリエコーナス主宰)
SLOW MOVEMENT参加アーティスト:三角みづ紀(詩人)、金井ケイスケ(サーカスアーティスト)他
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<トーク内容>今回のスペクトラムサロンでは、スパイラルが2009年に立ち上げた横浜ランデヴープロジェクトから生まれた、アーティストと多様な人々の協働事業「スローレーベル」「ヨコハマ・パラトリエンナーレ」のディレクター栗栖良依が進行役となり、各方面で活躍するゲストの方々とともに、社会に溢れる“見えないバリア”を取り除くことで生まれる、ワクワクする未来の日本について語り合いました。前半では、渋谷を拠点に国内外でファッションやデザインの力でこれまでの福祉のイメージを覆す活動に取り組むピープルデザイン研究所代表の須藤シンジ氏と、大阪・阿倍野の古い町家を改修したアトリエで、重度の知的障害や自閉症のアーティストの創作活動を支え多方面から高い評価を得ているアトリエコーナス主宰白岩高子氏が、これまでとこれからの活動をご紹介。後半では、スローレーベルが今年からはじめる新プロジェクト「SLOW MOVEMENT(スロームーブメント)」に参加する三角みづ紀(詩人)、金井ケイスケ(サーカスアーティスト)らがプロジェクトの内容について話しました。
▶第3回スペクトラムサロン ※終了しました。
『東アジア文化都市スタディ 光州編—「創造都市」から新しい国際交流を模索する』
今回のスペクトラムサロンは、韓国・光州市において重要な創造拠点となっている光州デザインセンター所長のチャン・サングン氏と、秋にオープン予定の国立アジア文化の殿堂のキム・ジハ氏をお迎えしました。
日時:2015年7月30日(木)19:00〜21:00(開場18:30)
登壇者:チャン・サングン(光州デザインセンター センター長)
    キム・ジハ(国立アジア文化殿堂・アジア実験映画アーカイブ責任研究者) 他を予定
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<トーク内容>
光州市は昨年、横浜市、中国・泉州市とともに「東アジア文化都市」の参加都市となり、さまざまな文化活動を通じて相互交流を行いました。また、同年、同市はフランス・リヨンや札幌などに続き、ユネスコ・クリエイティブシティーズ・ネットワークの一員となり、メディアアートを軸にした発展が期待されています。同じように創造都市戦略を掲げながら活動する横浜の事例などとも照らしあわせながら、未来に向けて都市単位で協働できることを議論し、文化を通じた国際交流の有用性などを紐解いていきたいと考えました。
ゲストからのプレゼンテーションのあとには、ゲストを囲む懇親会も実施いたしました。
▶第4回スペクトラムサロン ※終了しました。
『金澤韻・帰国報告 ー欧州アート最新事情—』

多彩なゲストとの対話から、アートとアートを媒介とした新しいビジネスの可能性を考えるスペクトラムサロン。第4回のサロンでは、2年間のロンドン留学を終え、先月帰国したばかりのインディペンデント・キュレーター、金澤韻(かなざわ・こだま)を迎え、ヨーロッパにおけるアートの最新動向を報告していただきました。
日時:2015年9月18日(金)19:00〜21:00(開場18:30)
登壇者:栗林隆、毛利悠子、金澤韻(インディペンデント・キュレーター/スパイラル30周年記念事業展覧会「スペクトラム展—いまを見つめ未来を探す」コキュレーター)
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<トーク内容>
2年間の滞在中、ヨーロッパ各地の美術館やギャラリー、アートフェスティバルなどを精力的に探訪してきた金澤韻。ヨーロッパを中心に世界のアート作品の潮流について豊富なスライドを用いてご紹介いただき、そうした潮流を成立させている社会状況やアートビジネスの構造にも言及。日本における展覧会やアートフェスティバルの現状とも比較しながら、今後、社会のなかでアートが果たすべき役割、美術館やアートセンターに期待される役割などを語り合いました。