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exhibition

【MINA-TO Art Wall Vol.8】

WONDERS vol.2 Greenscape

期間:2017.6.5-18
会場:MINA-TO

15 世紀頃のヨーロッパで発展したとされるプライベートでの美術品コレクション。その中でもエキゾチックで見る者を魅了する日本の美術工芸品は、その佇まいから”Wonders”(好奇心をそそる不思議なもの)と呼ばれました。MINA-TO(スパイラル1F)では、現代の”Wonders”というべき、驚きに満ちた世界観と日本らしさをあわせもつ作品を紹介する企画展の第二弾「WONDERS vol.2 Greenscape」を2017 年6 月5 日-6 月18 日に開催いたします。
私たちを包み込む環境であり、人の営みを支える素材であり、現代生活を瑞々しく癒やすオアシスのような存在でもある「自然」。 古来より日本では、理想郷としての景色を軸や屏風に仕立てたり、枯山水や盆栽など異なる素材やスケールで表現したり、様々な「見立て」の手法を通じて生活空間に自然を取り入れてきました。本展では、こうした技法を現代的に応用し、人と自然との関係性を多彩なアプローチで表現する4作家を紹介します。自ら歩き、感じた風景を元に絵画や立体作品を表現する康夏奈、富士山など日本の象徴とも言うべき景色をポップな色使いで表現する田中加織、フレームや柱などすでに生命が絶たれた状態の“木”に彫刻を施すことで新たな命を吹き込む田中圭介、そして掌サイズの小さな盆栽を展開する東京盆栽生活空間。 それぞれの作家が自然の微細な変化を敏感に感じ取り、芸術として昇華させた作品が一堂に会す今回、極小の自然美・盆栽から深奥の森まで、各々が捉える独自のスケール感とともにお愉しみください。

画像:康 夏奈《Face to the Green》(2011)

【ARTISTS PROFILE】
康 夏奈 Kana Kou

康は風景を描くのに、実際にその場所で行った身体的体験をもとに描いている。山に登ったり海に潜ったりという経験は身体に記憶として刻み込まれ、その記憶をもとに風景を操作するというプロセスを辿る。2011年のオペラシティアートギャラリー、2012年のLIXIL ギャラリーやアートフォーラムあざみ野、2013年はVOCA2013や瀬戸内国際芸術祭2013にも参加する注目のアーティストで、瀬戸内国際芸術祭2013年に発表した花寿波島の秘密という逆円錐形の作品は、この芸術祭を代表する作品として高い評価を受けた。小豆島に移り住んで現在も活動を続けるが、興味は立体やインスタレーション作品にも広がっている。最新のギャラリーでの個展では、小豆島の植物や石のドローイングをレリーフ状に仕上げ、その細かい肌合いと宇宙を重ね合わせて描いている。

画像:《Face to the Green》(2011)



田中圭介 Keisuke Tanaka

1976 千葉県生まれ
2002 東京芸術大学美術学部彫刻科 卒業
2004 東京芸術大学美術学部修士課程彫刻科 修了

2014 個展 見晴らす展、POLA MUSEUM ANNEX、東京
福島現代美術ビエンナーレ2014 〜氣 Circulate〜、福島市内各地、福島
2012 個展 傾景、山本現代、東京
2011 Sculpture Times #1 From NUDE、上野の森美術館ギャラリー、東京
2007 物語の彫刻、東京芸術大学 大学美術館陳列館、東京
TOKYO > COPENHAGEN、MOGADISHNI CPH、コペンハーゲン

画像:《浮景》(2014)
Courtesy of the artist and YAMAMOTO GENDAI
Photo by Ichiro Mishima




田中加織  Kaori Tanaka

日本庭園などの人工的自然物をモチーフとし、そこから感じられる風景や空間から人の意識の形を浮き出そうとしています。

1982 京都生まれ
2004 成安造形大学洋画科 年卒業
2005 成安造形大学洋画科研究生 修了

2016 個展「落下する砂と石」 ギャラリーいのくま亭 京都
2015 個展「月山水ナガルル」ギャラリーいのくま亭 京都
2014 個展「月山水ナガルル」コンテンポラリーアートギャラリーZone 大阪
   KyotoCurrent展 京都市美術館別館
  「Nature Explored: Interpretation of Japanese Landscape」サンディエゴ 日本友好庭園 アメリカ
    京都府美術工芸新鋭展 2014 京都府文化博物館 京都

画像:《庭島cream2016》(2016)



東京盆栽生活空間  TOKYO BONSAI LIFESTYLE

「盆栽をもっと身近に。もっと生活の中に。」をコンセプトに、盆栽の新しい楽しみ方を提案しています。手の平サイズの極小盆栽「MICRO BONSAI(マイクロ盆栽)」。盆栽と仏像を組み合わせた「BUDDHA BONSAI(仏像盆栽)」。土を使わず、水で育てる盆栽「AQUA BONSAI(アクア盆栽)」など、日本の伝統工芸とコラボレーションしながら、全く新しい盆栽のカタチを追求しています。

手の平サイズの極小盆栽「MICRO BONSAI(マイクロ盆栽)」。器は、九谷焼の作家によるハンドメイドの磁器。盆栽は、職人が一つ一つ丹精込めて育てた良質な盆栽を使用しており、小さいながらも本格的な盆栽です。土には、保水性の高い吸水ポリマーと炭を配合しているので、水枯れしづらく育てやすくて安心です。

画像:《MICRO BONSAI》



【開催概要】

WONDERS vol.2 Greenscape

会期:2017 年6 月5 日(月)ー 6 月18 日(日)
   11:00-20:00 会期中無休

会場:MINA-TO(スパイラル1F)東京都港区南青山5-6-23