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ルー・ヤン展 電磁脳神教 - Electromagnetic Brainology

期間:2018 年1 月5 日(金)~22日(月)
会場:スパイラルガーデン

ルー・ヤンは、科学と精神世界のつながりを主題に、映像、インスタレーショ ン、アニメーション、ゲーム、3DCG など、デジタルメディアで表現するミレニアル世代を象徴するアーティストです。ときにその過激な表現が先行して話題となるルー・ヤンですが、作品は一貫して、生命の儚さやもろさ、現代社会にはびこる様々な歪みを感覚的に解消しようとする思いにあふれています。彼女を中心とした一部の若い世代においては、熱狂しうるアイドル、アニメに描かれるキャラクターが崇拝の対象になっているようにも見えます。

本展では、火、水、地、風を象徴する神をモチーフとした映像インスタレーション展示と、本人が以前から興味を持っていた日本のアイドル・ちゃんもも◎(バンドじゃないもん!)を起用した新作映像作品を発表します。本作では、「脳と意識」に焦点を当て、科学と意識、現実 と想像の境目を、現代人が慣れ親しむゲームやミュージックビデオなどのエンターテイメント要素・技法を取り入れ可視化し、勧善懲悪的でユーモラスな映像作品として昇華させます。

若手中国アーティストが見る、いまの世界、いまのニッポン
ルー・ヤンの作品の随所には、作家本人が幼い頃から親しんでいるという日本の漫画やアニメーションの表現技法が見受けられ、さらに新作映像には、日本のアイドルが登場します。ドメスティックに発展を遂げてきた日本のアニメーションや漫画、アイドル文化を、中国のアーティストが作品に引用するその事実は、所謂「サブカルチャー」と言われる近年の日本文化の分野が、今日、世界のクリエーションに多大な影響を与えていることを実感させてくれることでしょう。

度肝抜く展開、極端な映像表現に込められる現代の信仰心
「世界を理解するために、ある人は難しい哲学書に挑むかもしれないけれど、私の場合はアニメや漫画から深いものを学ばせてもらった。自分の作品もそういうものになれたら‥」と語るルー・ヤン。二次元の世界に自分を重ね合わせ、そこに自らの存在を見出す人も少なくない現代社会において、ルー・ヤンが作り出すその映像世界は、現代におけるこころの拠りどころ、新たな信仰心のかたちなのかもしれません。
◼開催概要
ルー・ヤン展「電磁脳神教 - Electromagnetic Brainology」
会期 2018 年 1 月 5 日(金)~1月 22 日(月) 会期中無休 11:00~20:00
会場 スパイラルガーデン(スパイラル1F) 〒107-0062 東京都港区南青山 5-6-23
入場 無料
お問い合わせ TEL 03-3498-1171(スパイラル代表)

主催 株式会社ワコールアートセンター
企画制作 スパイラル


◼プロフィール
Lu Yang(ルー・ヤン) http://luyang.asia/
1984 年、中国生まれ。2010 年に中国芸術院を卒業し、現在は上海を拠点に活動。科学、生物学、宗教、大衆文化、サブカルチャー、音楽など、さまざまなテーマを主題とし、映像やインスタレーション、デジタルペイントを組み合わせた作品を制作。近年の主な個展に「ポート・ジャーニー・プロジェクト 横浜⇆上海 ルー・ヤン展」(象の鼻テラス、神奈川、2016 年)、「LU YANG Screening Program」(アーツ千代田 3331、東京、2013 年)。グループ展に「ヴェネツィア・ビエンナーレ」(2015 年)、「A Shaded View on Fashion Film」(ポンピドゥーセンター、パリ、2013 年)などがある。



参考作品
LuYang Delusional Mandala by LuYang from LuYang on Vimeo.