Monthly Recommendation

2010 FEBRUARY<HAUS of PIANO II>

2010.02.09

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Bebo & Chucho / Juntos Para Siempre (RED INT) 
かつて70年代にはIRAKEREを率い世界中を震撼させたキューバ音楽界きってヴィルトゥオーゾChucho Valdesと、その父親であり御歳90歳になる父親Bebo Valdesの2人が、映画 "CALLE 54" で実現した親子でのピアノ連弾をきっかけに制作された美しいデュオ・アルバム。劇中ではBEBOとCACHAOとのセッションで演じられていたM11、様々にカバーされる事の多いTrio MatamorosのM6など、冒頭から最後までアルバム全体余すところ無く、悲哀を映し出すクラーベにのって、肉感的なロマンティシズムに満ちあふれたエレガントこの上ないセッションを楽しませてくれます。



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Michel Camilo / Live at The Bluenote (TELARC)
超人的な技巧に裏付けられた、感情がグイグイと前に出た叙情的でロマンティックな演奏スタイルでしられるドミニカ出身のジャズピアニストMichel Camiloが、Kip Hanrahanバンドの無敵のツイン・ドラムの片割れHoracio "El Negro" Hernandezと、ベースのCharles Floresという硬軟自在の凄腕キューバン・リズムセクションとトリオで臨んだ2003年のBLUE NOTE NYC公演のライブ盤。とてもトリオとは信じられない圧倒的なアンサンブルで、沸騰した感情が色鮮やかに咲き誇ります。

上に挙げたChucho BaldesとMichel Camiloの夢の共演が3月に実現(こちら)。それぞれにタイプの違う、驚異的なヴィルトージティーのぶつかり合いがいまから非常に楽しみ。



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Omar Sosa & NDR Big Band / Celemony (BARRIO GOLD RECORDS)
ここ何年かクラブ・ミュージックに傾倒していた彼が、再びワールド・ミュージック路線のジャズに回帰。しかも新たな挑戦を携えて。本作では彼本来のスタイルであるアフロ・キューバン・ジャズをベースに、マエストロJaques Morelenbaumをアレンジに迎えダイナミックなビッグバンドのフル・オーケストラを従えてのレコーディング。官能的にドライブするバンドをバックに、彼のピアノがリリカルな詩情を唄い上げています。



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マルタ・アルゲリッチ / ショパン: 初出音源集 (1959 - 67) (DEUTSCHE GRAMMOPHON)
あふれる感興を直截に音に宿した天衣無縫のピアニスト アルゲリッチが60年のショパン・コンクール優勝の前後にあたる59年から67年にかけて録音したショパンの名演が、ショパン生誕200年にあたる今年、蔵出しになりました。力強いタッチで色とりどりの花弁を撒き散らすようにダイナミックに描かれる、圧倒的に豊かな情感が聴く者を圧倒せずにはおきません。



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Araki Shin / Halls (RONDADE)
08年に発表した1st "A Song Book" で、その静謐に佇む透明な音世界が共感を呼び感度の高い層のあいだでちょっとした話題となったAraki Shinが、前作のレパートリーを中心にサックスやトロンボーンなどの管を加えて再構築した作品を発表。彼の音楽の持つ柔らかな光の中をゆるやかに漂うような、水を多めに含んだ水彩画を思わせる空気感が、優しく、静かに立ちのぼっていきます。

今回のHaus of Pianoの企画は、そもそもこのアルバムのリリースから始まりました。



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