2012.4.25 Released

GLASHAUS Goro Ito

作曲家/ギタリスト、伊藤ゴローのキャリアの集大成。

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GLASHAUS説明

 

PROFILE

伊藤ゴロー(作曲家、編曲家、ギタリスト、プロデューサー)

ソロ・プロジェクトMOOSE HILL(ムース・ヒル)、布施尚美とのボサノヴァ・デュオ
naomi & goroとして活動する傍ら、映画やドラマ、CM音楽も手がけ、国内外でのアル
バムリリース、ライブを行う。〈commmons〉よりリリースしたPenguin Cafe Orchestra
の《tribute》《best》や原田知世直近の2作《music & me》《eyja》などプロデュース
ワークも行う。2011年にnaomi & goro & 菊地成孔名義で、坂本龍一のレーベル
〈commmons〉から《calendula》をリリースしヒットを記録。青森県立美術館にてサ
ウンドインスタレーション《TONE_POEM》の発表、方言を使った作品のワークショップ、
原田知世との朗読会《on-doc.(オンドク)》を行う。2012年4月に2年ぶりとなるソ
ロアルバム《GLASHAUS》を〈SPIRAL RECORDS〉からリリース。2012年夏に青森県立美
術館で開催された企画展『Art and Air ~空と飛行機をめぐる、芸術と科学の物語』
のサウンドトラックも担当。〈P-vine Books〉よりリリースされる展覧会カタログには
6曲録り下しのCDを収録。
2013年3月にnaomi & goroの10作品目、The Style Council の名作《CAFÉ BLEU》を
アルバム・フルカバーした《CAFÉ BLEU SOLID BOND》をリリース。
http://itogoro.jp

COMMENT

André Mehmari

伊藤ゴローのニューアルバム、この素晴らしい作品に参加出来たことを大変喜ばしく思っている。彼の生み出すサウンドには一点の曇りもなく、その創造性は削りたての鉛筆のように鋭い。アルバムタイトル曲である"Glashaus"の持つ普遍的なメッセージに私の心は強く動かされた。ギターとピアノのコンビネーションがこの曲に完璧にマッチしていると思う。また別テイクではストリングスを加えることで更なる深みと響きを得ている。ノスタルジックなパヴァーヌで、詩的な響きを持つ"November"を聴いて私の頭に浮かんで来たのは、伝統的な日本の風景、満開の桜に彩られた京都の古刹を散策するガブリエル・フォーレの姿である。

重厚で親密さにあふれ、瞑想的で透明感がある。そんなゴローさん新作の成功を心から願っています。近い将来また会えるますように。
私が愛してやまない場所である日本に、こんなにも素晴らしい友人がいることを誇りに思っています。ドーモアリガトウ。



川口美保(SWITCH)

楽器が重なり合う空気、音楽家たちの静かな息遣い……。国やジャンルを「越境する」という言葉では足りない。意識や感覚をも研ぎ澄まし、互いを思い合い、それゆえに深くひとつに溶け合う、これこそを共鳴というのだと思う。



小沼純一(音楽・文芸批評家、早稲田大学教授)

デュオ、2人のミュージシャンがおなじ時間、おなじ空気を共有する音楽が、アルバムの大半を占めているのは、偶然でない。そして2人から3人へと、ながれのなか、ふ、っと増えて。充実と余裕のなかにしかありえない緊張と、信頼と落ち着きのなかにこそある豊かさ。音が発せられ、つながって音楽になってゆくさまと、音がそっと減衰し、そのまま消え、沈黙へかえってゆくさまとで織りなされる、各曲ごとの、デリケートな質感。あ、これは…、と変化をともないつつかえってくる、《Glashaus》《Wings》、2つの曲。こんな時間をおもいださせてくれたことに、ゴローさん、感謝。



高橋幸宏

ゴローさんはどんなジャンルの音楽をやろうとも、まるで金太郎飴のように常に "ゴローさん" を感じさせてくれるのですが、今作は格別です。まさに真骨頂!! それにしても、音がいいですね~。



中原仁(J-WAVE "SAUDE! SAUDADE..." プロデューサー)

ブラジル・リオ録音という言葉から来るパブリック・イメージを素敵に裏切った音楽。ゴローさんの、いい意味で頑固な男気を頼もしく感じました。静かで繊細で精緻なギターの音が、同時にとても力強く野太く躍動しているのは、リオで録音したからこそだと思います。ジャキスとの会話は兄弟の盃の域。いつもはバックに徹している名手、ジョルジ・エルデルをフロントに引っ張り出したプロデュース・センスにも拍手喝采です。



根岸吉太郎(映画監督、東北芸術工科大学学長)

このアルバムのゴローさんの音はゴローさんがつくりあげたものではなく、ゴローさんがどこかで耳をすまして聴き取った音がならんでいるように思える。だから聴く人ごとにそれぞれの景色が浮かんでくる。たぶんゴローさんは気に入ったところで音を拾い集めて耳の奥にしまっていたのだ。そして今回それらを惜しげもなく私たちに分けてくれたってことだ。



畠山美由紀(歌手)

ゴローさんの静かな情熱が、わたしの叶わなかった願いを慰めてくれるようで朝から晩まで聴きつづけました。
何十回、何百回とまぼろしの時間をこの作品と彷徨わせてもらえてとても幸せです。
ゴローさん、名盤ですね~!!!



原田知世(女優、歌手)

静かに静かに心に染み渡っていく
なんて美しいアルバムだろう



平出隆(詩人、造本家、多摩美術大学教授)
透明ということを求めていくと、いま、音楽ではこうなるのか、と感じさせる。透明を求めることは、あえて多くの光の層を重ねていくような戦いなのだが、戦いであることさえ分られなくなっていくおそれのある、それは、厳しく難しい行為だ。《GLASHAUS》は、音楽でそれをやっているのか、と感じさせる。



皆川明(ファッションデザイナー)

気持ちに寄り添ってくれる音楽は僕にとって宝物のようだ。
それが一人旅にも連れていきたくなるようなら
もう出会えた事に感謝したくなる。
ゴローさんの今までとは一味違うこのアルバムは
旅先の夕暮れの時に想い出とビールを味わいながら
いつまでも音に浸っていたくなる。
そしたら少しだけ友に会いたくなったりもするだろう。
いつかこのアルバムを何年後、何十年後に聴いたとき、
今の自分を想い出すのかもしれないと
未来からの記憶を空想してみた。



宮田茂樹(音楽プロデューサー)

それがリオの海岸の風なのか、はたまた北欧の冷たい風なのか、この伊藤ゴローくんの創った音楽には澄みきった空気が流れています。その空気を胸一杯に吸い込むと、音楽の持つ力を再認識させられるのです。売れようが売れまいが、話題になろうがなるまいが、ましてや豪華なゲストがどうのなどとは関係なく、彼の心は音楽に向かって広く無限に開かれています。僕は大好きなアルバムです。ただその一言だけで充分なのです。