──夏の紫外線、気をつけるべき2つのポイント
長く続いた梅雨が明け、太陽が降り注ぐシーズンがはじまります。UV対策が必須のこの季節、紫外線による肌のダメージを軽減するには、日々のケアによる保湿が肝心です。
今回は、生物に内在する体内時計(生物時計)を研究する学問「時間生物学」に基づいた、この季節に気をつけるべきセルフケアの2つのポイントをご紹介します。
■POINT 1 紫外線を浴びる前には保湿が重要
みずみずしく潤った肌は、角質層のすみずみまで水分が満ち、キメが整いバリア機能が保たれているため、乾燥している肌と比較して、紫外線のダメージを受けにくいとも言えます。
日々のケアで化粧水をつける際は、少量ずつ丁寧に、何度もしっかりと浸透するまでなじませ、その後、お好みの美容液や乳液、クリームを合わせることがポイント。シンプルなステップですが、水分保持力が高い成分が配合されたスキンケアアイテムを取り入れることで、肌の潤いがすみずみまで満ちて、バリア機能が整います。
また、日焼け止めは指で少量ずつ点で肌にのせて塗り伸ばします。忘れてしまいがちな耳の後ろや顎まで塗り残しが無いように注意します。
■POINT 2 紫外線を浴びたあとは鎮静と保湿が大切
紫外線を浴びて肌が赤くなったり、やけどのようになってしまう「サンバーン」の状態は、8ー24時間以内にピークに達し、ダメージが数日間続きます。ダメージを軽減させるには、一刻も早く肌を鎮静させるケアと徹底した保湿が肝心です。
水で濡らしたタオルや保冷パックなどで患部を冷やし、刺激の少なく保湿効果の高い化粧水やジェルクリームでしっかり保湿をします。慌てて使ってしまいがちな美白成分が入ったものは、日焼け直後のデリケートな肌に負担がかかってしまうことがあるので、焦る気持ちをぐっと堪えて、お肌の炎症が落ち着いてから使いましょう。
監修:Sothys Institute Aoyama(Spiral 7F)
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