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Our Stories

- つながり、つむぐ私の物語
2020.8.12 - 17
(左上)松井えり菜『ウパの垂涎 アルティメットオマージュ』(右上)和田夏実『an image of』(左下)椎木彩子『ビンに詰められたような色』 (右下)山本アンディ彩果『エターナルストーリー』

「Our Stories -つながり、つむぐ私の物語」開催

スパイラルは、2020年8月12日(水)ー17日(月)まで、「物語」を切り口としてセレクトした4組の若手アーティストの作品をご紹介します。

《窓辺の自己紹介》と題する穴埋め式の詩を匿名で集め、詩と対話するような絵を描く椎木彩子。スパイラルの吹き抜け空間をモネの《睡蓮》で有名なジヴェルニーに見立て、ウーパールーパー扮する画家としての自分とモネとを重ね合わせたインスタレーションを展開する松井えり菜。認知症の祖父の前で、記憶がフィクションのように変容していく実感から、おとぎ話(=フィクション)の本を砂糖漬けで封じ込める、山本アンディ彩果。 世界のどこでも見られる、親から子へと伝わる個人的な物語を、指先で象る情景として映像で表現する和田夏実。
4名が絵画、映像、立体など多彩な手法で紡ぎだすストーリー。それは、先人から私たちへと、連綿と続く時間の中でからだや暮らしに引き継がれたものであり、そして自分自身のとして立ち上がってきたものでもあります。アーティストたち、それぞれの物語から広がる世界をぜひお愉しみください。

■ 開催概要

Our Stories
-つながり、つむぐ私の物語

会期:2020年8月12日(水)ー17日(月)11:00〜19:00

入場料:無料

会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
東京都港区南青山5-6-23(東京メトロ 表参道駅B1・B3出口すぐ)

お問い合わせ 03-3498-1171(スパイラル代表) 

主催 株式会社ワコールアートセンター
企画制作 スパイラル

椎木彩子 Saiko Shiiki
イラストレーターの仕事に従事する他、日本各地、台湾、韓国などで個展を開催。
近年は人の言葉を採集する作品づくりを展開する。
様々なジャンルのクリエーターとの協働するアートコレクティブ「あの海は山のよう」の主宰。
作家ホームページ
松井えり菜 Erina Matsui
1984年、岡山県生まれ。2010年東京藝術大学大学院美術研究科修了。2004年に自画像『エビチリ大好き』で『GEISAI#6』金賞を受賞。同作品はパリ・カルティエ現代美術館のコレクションとして収蔵される。2012年には平成24年度文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてベルリンに派遣される。帰国後2016年に霧島アートの森にて大規模個展『顔の惑星』を開催するなど国内外で精力的に活動中。
近年では、自画像やウーパールーパーをモチーフとした作品を多く制作する一方、西洋画や少女マンガの手法を用いた新たな自画像表現を模索している。
作家ホームページ
山本アンディ彩果 Andy Ayaka Yamamoto
1992年神奈川県生まれ。「自分と他者との間に在る目に見えないものの可視化」を軸に立体や映像インスタレーション等、様々な手法や素材を用いて表現制作を行う。現在は認知症の祖父と二人で暮らした事をきっかけに「砂糖漬け」の技法を使い「記憶の在り方」について考察した作品を発表している。
作家ホームページ
和田夏実 Natsumi Wada
インタープリター。1993年生まれ。ろう者の両親のもとで手話を第一言語として育ち,大学進学時にあらためて手で表現することの可能性に惹かれる。様々な身体性の方々との協働から感覚がもつメディアの可能性について模索。近年は、共通感覚を探るカードゲーム”Qua|ia”(2018)/mmm+LOUD AIR、触手話をもとにした”LINKAGE”、”たっちまっち”(2019)/たばたはやと+magnet。また南雲麻衣と児玉英之とともにSignedとして視覚身体言語を研究・表現する実験、ワークショップを行う。2016年手話通訳士資格取得。2017-2018年ICC インターコミュニケーションセンター emergencies!033 “tacit crelole / 結んでひらいて”。
作家ホームページ

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