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Instagram AR Effect Project vol.2

アート作品がARエフェクトに! 江頭誠
2020.6.11ー
《Suit_MakotoEgashira》
《RoseBlanket_Selfie》

↓↓​​Instagram AR Effect ​以下からお試しいただけます↓↓
スマートフォンでご利用ください。

《Suit_MakotoEgashira》
https://instagram.com/a/r/?effect_id=556013668447243

《RoseBlanket_Selfie》
https://instagram.com/a/r/?effect_id=273722820434985

アーティストとコラボレーションをしたインスタグラムのARエフェクト*をつくるプロジェクト、第二弾のコラボレーションアーティストは、高度経済成長期以降に日本の一般家庭に広く普及したロココ調の花柄毛布で日常を包み込むインスタレーションを制作する江頭誠です。

今回は、江頭誠によるARエフェクトを2種類公開します。
一つ目のARエフェクト《Suit_MakotoEgashira》は、集合写真を撮影する状況が丸ごとロココ調の花柄毛布に包み込まれた、江頭の代表作である《Suit》の中に入り込む擬似体験ができます。
もう一つの《RoseBlanket_Selfie》は、膨大な数のSNSフォロワーを持つ、世界的なセレブリティが使用したことで、フェイスエフェクトの代表格となった、蝶、ダイアモンド、犬の顔のエフェクトをロココ調の花柄で質感も毛布さながらに表現しています。日常で目にすることの多い"定番"を毛布で包み、共感を呼ぶ江頭の作風の通り、今回はフェイスエフェクトの"定番"にロココ調の花柄毛布を纏わせました。
 

西洋文化への憧れを発端に、その思いが色褪せた現代では恥じらいへと転換する奇妙な感覚を呼び覚ますロココ調の花柄毛布を身近なものに纏わせ、日本人の原体験を追懐するユーモアを溢れるARエフェクト、ぜひお楽しみください。

本プロジェクトのARインタラクションデザインワークは、慶應義塾大学メディアデザイン研究科Play Project AR/T Group*が手がけています。

@makotoegashira_artwork
@spiral_jp
#makotoegashira_artwork
#spiral_ar


*ARエフェクト
ARとは「Augmented Reality」の略で、一般的に「拡張現実」と訳されます。スマートフォンなどを利用し、実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、目の前にある世界を仮想的に拡張し、私たちの日常に新たな景色を創出します。

*慶應義塾大学メディアデザイン研究科Play Project AR/T Group
AR/Tプロジェクトでは、特に公共空間におけるARを利⽤した新しいアート体験を研究しています。アートをAR空間に持ち込むことで、誰もがアートを気軽に所有することができます。これまでは限られたプロフェッショナルやコレクターを通して受動的に鑑賞してきたアートが、さまざまな⼈がより⾝近な存在として楽しむためのものになるような未来を⽬指しています。

■ プロフィール
江頭 誠 Makoto EGASHIRA
1986年三重県生まれ。 戦後の日本で独自に普及してきた花柄の毛布を主な作品素材として用いて、大型の立体作品、空間性を活かしたインスタレーション作品を発表する。日本の家族間のつながりを背景に、発泡スチロールからなる霊柩車を毛布で装飾した『神宮寺宮型八棟造』が「第18回 岡本太郎現代芸術賞」で特別賞を受賞。展示ブースの空間スケールを利用し、ブース内に毛布で構成した洋式トイレを出現させた 『お花畑』は「SICF17(第17回スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)」でグランプリを受賞。
photo: Mao Shibata
江頭誠 公式サイト

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