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7時のレシピ──Restaurant Bar CAY風スパイスカレー

2020.11.07 掲載
Illustration ゴロゥ

スパイラルにあるレストランのシェフが、旬の食材を使った家庭で手軽に作れる美味しいレシピをご紹介します。


7時のレシピ──Restaurant Bar CAY風スパイスカレー
朝晩の冷え込みと空気の乾燥から体調を崩してしまうことが多いこの季節。今回ご紹介するのは、旬の野菜とスパイスをたっぷり摂取できるカレー。カレーに使われているスパイスはこの季節に嬉しい、さまざまな効能があるとされています。
休日の朝に少し多めに下ごしらえをして、仕事で忙しいときにも栄養満点のカレーが食べられるようにしておくのもおすすめです。

■ Restaurant Bar CAY風スパイスカレー
用意するもの(2人分)
鶏モモ肉 2枚
玉ねぎ  中1個
人参  中1/2本
セロリ 1/3本

カレー粉  20g
クミンパウダー 10g
ガラムマサラ 10g
トマトホール  200g(1缶)
クミンシード 10g
コリアンダーシード 10g
ニンニク 1片
ショウガ 8-9g
水 300cc
チキンコンソメ 20g
ワインビネガー 小さじ2分の1
塩 適量
ハチミツ 25g
オリーブオイル 50㏄と30cc
作り方
◯カレーソースを作る
1. 玉ねぎ、人参、セロリ、ニンニク、ショウガをみじん切りにし、鶏肉は一口大に切り塩と胡椒で下味をつけておく。

2. クミンシード、コリアンダーシードを包丁で砕くようにみじん切りにする。

3. 鍋にオリーブオイル50㏄をいれ、ショウガ、ニンニクを香りが出てくるまで弱火でソテーする。

4. 1の野菜を鍋に加え、野菜の甘みを出すように1/3位の量になるまでじっくりと弱火でソテーする。

5. パウダースパイスを加え、野菜と十分に絡んだらトマトホールを入れる。

6. 水、チキンコンソメを入れ弱火で1時間程煮込む。

7. 1で下味をつけた鶏肉をフライパンで中火でソテーする。(オイル分量外)

8. 鶏肉の表面が香ばしく焼けたらフライパンから取り出し、鍋に入れ10分程煮込む。

◯スパイスオイル
9. オリーブオイル30㏄と2で刻んだホールスパイスをフライパンに入れて弱火にかけ、ぱちぱちと鳴り始めたら火から下ろす。

10. 煮込んだカレーソースの火を止め、鍋にハチミツ、ビネガー、塩で調味をし、最後にスパイスオイルで香りをつける。

11. 雑穀米などお好みのライスに添えて完成!
ホールスパイスとパウダースパイスの特徴
ホールスパイスはオイルで炒めて香りをつける「テンパリング」という工程を通すと、スパイスの香りに奥行きができるのでおすすめです。熱したオイルに投入すると跳ねるので、オイルが冷たい状態から加えるのが安全です。

ホールスパイスは調理のはじめの工程で使うと香りが食材に行き渡り、深みのある味わいを楽しめます。また、テンパリングをしたオイルを料理の仕上げに加えると繊細な香りが広がります。
パウダースパイスは、料理の仕上げに加えると香りが一層引き立つので、スパイスの形状によって使うタイミングを変えるのがおすすめ。
カレーに季節野菜を添える
旬の野菜は素材そのものの最も美味しいタイミングであることに加え、旬の野菜を食べることはその季節に必要な体調管理をサポートする働きがあと言われています。

秋野菜には夏の疲労を回復し、冬の寒さに備え体を温める効果があるといわれているので、蓮根や人参、ほうれん草やきのこ類などをソテーや素揚げ、スチームしてカレーに添えたり、調理方法と食材次第で無限の楽しみが広がります。

7時のレシピ──Restaurant Bar CAY風スパイスカレー
レシピ提供:Restaurant Bar CAY(Spiral B1F)
旬の食材を贅沢に使用した身体にも心にも優しいメニューをお楽しみいただけるアットホームなレストラン。

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