2022年1月21日、27日にライブ配信した本イベントの映像を半年間限定で、アーカイブ配信いたします(2022.1.31)
若手作家の発掘・育成・支援を目的として、スパイラルにて毎年開催しているアートフェスティバル「SICF」。この度、関連企画として、クリエイターに向けたレクチャーシリーズを開講します。
現在、芸術系教育機関の在学生・卒業(修了)生から、正規の教育課程を経ずに活躍する方まで、アーティストの出自は多岐にわたっています。また、インターネット時代において、作品を発表(公開)する場の変化、コミュニケーションの変化にあたり、クリエイターに求められるセルフプロデュースのあり方なども変化しています。
SICFレクチャーシリーズでは、クリエイターやアーティストとして、「今」必要な知識や情報をアップデートしていきながら、自身の立ち位置を改めて振り返る機会を提供していきます。
【アーカイブ視聴】 Vol.1「現代アートシーン最前線。国内外で活躍する作家の事例を通して」
アーティストは、私たちの生きる社会や時代の断片を反映させながら、次々と新しい表現を生み出しています。本講座では、近年、国際的な活躍が目覚ましいアーティスト10名の作品を紐解きながら、多様なアートの思考を探っていきます。
アーカイブ視聴期間 : 2022年1月27日(木)12:00 〜 7月26日(火)20:00
講師: 野路千晶(Tokyo Art Beat編集長)
取り上げるアーティスト: オラファー・エリアソン、KAWS、ケリー・ジェームス・マーシャル、シアスター・ゲイツ、塩田千春、ツァオ・フェイ、ティノ・セーガル、ヒト・シュタイエル、 ホー・ツーニェン、ルアンルパ
*アーカイブはリアル配信時のQ&Aの内容を含みます。
【アーカイブ視聴】Vol.2「ギャラリストと考える。今、アーティストとして必要なこと」
多くのクリエイティブ関係者が集まるSICF。その中でも、ギャラリストとの出会いはアーティストにとって今後の人生を変えるかもしれない大きな出来事であるといえます。本座談会では、年代も取り扱うアーティストも異なるギャラリストの方々をお招きし、様々な作家を見てきた経験から、今、アーティストとして必要な考え方やどのようにギャラリーにアプローチすれば良いかなどの実践方法まで、幅広くうかがっていきます。
アーカイブ視聴: 2022年2月3日 (木) 12:00 〜 8月2日 (火) 20:00
ゲスト: 久保田真帆(MAHO KUBOTA GALLERY)、小山登美夫(Tomio Koyama Gallery)、戸塚憲太郎(hpgrp GALLERY TOKYO)
ファシリテーター: 加藤育子(スパイラルキュレーター)
*アーカイブはリアル配信時のQ&Aの内容を含みます。
2022年5月にSICF23 開催が決定!
SICF(スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)は、スパイラルが若手作家の発掘・育成・支援を目的として2000年から開催しているアートフェスティバルです。公募によって選出された、さまざまなジャンルのクリエイターが一堂に会し、作品展示やプレゼンテーションを行ないます。会期中はギャラリストやキュレーター、コレクター、バイヤー、メディアなどクリエイティブ関係者が訪れ、これまでに数多くの新しい才能が来場者との出会いを通し活躍の場を拡げてきました。会期の最後には、来場者の投票によって決まるオーディエンス賞やもっとも作品を売り上げたクリエイターに贈られるベストセールス賞をはじめ、各審査員賞、準グランプリ、グランプリを優秀作品に授与、作品発表の機会を提供します。ブース出展形式の「EXHIBITION」と、生活に携わる分野のものづくりを対象とした部門「MARKET」の2部門を展開します。
◾ 開催概要
SICF23 (第23回 スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)
会期:[A日程]2022年5月3日(火・祝)−5日(木・祝)
[B日程]2022年5月6日(金)−8日(日)
詳細はこちらから(SICF Web)→ https://www.sicf.jp/
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