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SPIRAL Creators File「鹿の目、人の目、マスクの目」

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地球上に⽣きる私たち。経済発展によって暮らしが豊かになる⼀⽅、エネルギーや資源のバランスが崩れる環境問題、性別・⼈種の差別、貧困や労働問題など、世界や社会の歪みは依然として⼭積みです。こうした中で、誰もが⽣きやすく安全な社会を築き、次世代にバトンタッチできるよう、国境を越えて設定した達成⽬標が「SDGs」です。

本展では、⼤阪タカシマヤ全館で展開されるSDGsキャンペーンに連動し、動物や廃材をモチーフ/素材とした作品を紹介。動物の⽬線で物事を考えたり、不要品に新たな価値を⽣み出したりと、都市に暮らす⾃分(たち)以外の視点で世界を捉え直すことより、社会の本質に向かい合うきっかけを与えます。

是⾮この機会にご覧ください。

■ 開催概要

SPIRAL Creators File「⿅の⽬、⼈の⽬、マスクの⽬」

会期:2023.4.12(wed) -5.9(tue) 10:00-20:00
*5.9(tue)は展示入れ替え作業のため18:00まで
会場:「+S」Spiral Market 大阪タカシマヤ
大阪府大阪市中央区難波5-1-5  大阪タカシマヤ 3F中央ゾーン

*開催にあたり、スパイラルマーケットではお客様およびスタッフの安全と健康に配慮した感染拡大予防対策をとっております。
*開催時の状況により、一部内容を変更する可能性があります。
*営業状況など詳細はトップページをご確認ください。

■ プロフィール
長 雪恵 / Yukie Osa
東京都出身 多摩美術大学造形表現学部造形学科油画専攻卒業

動物をモチーフに、日々の生活の断片「日常」をテーマに作品を制作しています。コロナ禍になり「変わること、そして変わる中で変わらないこと」を体感しました。楽しい事や幸せの裏にある、悲しい事や辛い事も含めて生きていく事なんだなと感じています。確かな物などないけれど、考え方一つでいろいろな事は変わっていきます。そんな変化とそして、そんな世界が続いていくことを思い創作しています。

主な展示
2023年 長 雪恵個展 うつろい(gallery kissa/東京)
2021年 いまだかつてあるゆらぎ(AKIBA TAMABI 21/東京)
2017年 SICF 18 石田尚志賞
2017年 2017松濤美術館公募展 優秀賞
2010年 岡本太郎の「いきもの」展に作品展示(岡本太郎記念館/東京)
2009年 前橋アートコンペライブ2009  ミヤケマイ賞
2009年 第12回岡本太郎現代芸術賞展 岡本敏子賞
Website
Instagram
NEWBONE
NEWBONE=「新しく生みだす(新生)=newborn」と「骨=bone」を組み合わせた造語。

かつての「神の使い」と「害獣」のギャップ(格差)に衝撃を受け、害獣として死んだ鹿を、また人々から大事にされる「アート(=現代版神の使い)」に昇華させ、供養したいと想い、鹿のツノをモチーフに鹿の生きた証を残す作品を制作する。

1992年 広島県広島市生まれ。
幼少期 宮島で神の使いである鹿をよく目にし、触れ合う。1年に1度生え変わる生命力や神秘的なフォルムに魅力を感じ、鹿のツノに強い憧れを抱く。
青年期 猟師の親戚に害獣として駆除された鹿が「鹿肉」として食卓にだされる。
壮年期 憧れだった鹿のツノを手に入れ、自宅に飾る。手に入れる際に猟師から、害獣被害と害獣駆除の実情を聞く。
2021年 コロナウイルスに感染、初めて自分の「死」を身近に感じ、自分の生きた証(形見)を残すためアートを制作し始める。
2023年 命を肌で感じるため、自身も狩猟に参加することを決意し、狩猟免許を取得する。

作品を通して、
・猟師からツノを直接仕入れることで、猟師の新しい収入源の確保
・廃棄される部分を利用してのアップサイクル
・害獣駆除の実情と重要性の啓蒙
などに取り組む。
Website
Instagram
朴隨官 / SUGWAN PARK
1999年 韓国生まれ
2021年 The Marzee International Graduate Show 2021 出展
2021年 SICF22 EXHIBITION部門出展
2022年 専門学校ヒコみづのジュエリーカレッジ 卒業

私にとってモノづくりは、問題解決の手段であリます。なくなるべきの環境問題を作品を通じて改善していくことを大切にして制作しています。2019年から、新型コロナウイルスの影響で、全世界で1ヶ月平均1290億枚の使い捨てマスクが捨てられると言われています。不織布の使い捨てマスクには、ポリエステル等のプラスチック原料が含まれていて、リサイクル可能な原料で構成されていますが、実際にはマスクから針金と紐を解体する作業に時間や費用がかかるためリサイクルがほとんど不可能だそうです。今後、環境問題が近い将来に解決されるという思いを込めて、使用済みマスクを集め、分解して溶かし、原石のようなマスク石、マスカライトを制作しました。マスカライトを主素材として、ジュエリー、オブジェなど、制作しています。
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