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SICF20 Winners Exhibition

2020.9.15 - 22

スパイラルは、ゴールデンウィーク恒例の若手作家の発掘・育成・支援を目的としたアートフェスティバル「SICF21(第21 回スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル)」を、今年はシルバーウィークの2020 年9 月19 日(土)‒ 22 日(火・祝)に会期を変更し、開催します。

SICF21と合わせ、スパイラルガーデン(スパイラル1F)では、「SICF20」の受賞者10名による展覧会「SICF20 Winners Exhibition」を2020年9月15日(火)ー22日(火・祝)まで開催します。 10名のフレッシュな才能がもたらす新たな表現にご注目ください。

オンラインビューイング

制作・監修 : ARCHI HATCH/徳永雄太

■ 開催概要

SICF20 Winners Exhibition

会期 : 2020年9月15日(火)ー22日(火・祝)11:00-19:00

会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)

入場料:無料
※予約不要ですが、お客様同士の間隔が開けられるよう入場人数を制限させていただく場合があります。

*SICF21についてはこちらをご覧ください。


お問い合わせ:03-3498-1171(スパイラル代表)

主催 : 株式会社ワコールアートセンター
企画制作 : スパイラル
協力 : ArtSticker (The Chain Museum)、株式会社協進印刷、CLIP、株式会社ステージフォー

新型コロナウイルスの感染症対策に伴い、営業時間・運営方法が変更になる可能性があります。また、来場者の皆様におかれましても感染対策にご協力をお願いしております。最新情報は、本ページにてお知らせします。

■ 出展作品
タナカマコト(グランプリ)
流るるる

緊急事態宣言が出され、日常が非日常になった。
店からトイレットペーパーが消え、公園の遊具には「禁止」の張り紙。
保育園も休園になり、私は娘と毎日近所の川沿いを散歩した。
川の中には沢山の生き物の変わらない日常が存在した。
時が止まった2ヶ月間、川は流れていた。
明日はどうか良い方向に流れて行きますように。
娘と今日も川沿いを歩く。
京森康平(準グランプリ)
HITONO AWARE

装飾芸術の文化圏をボーダレスに行き交い、多様性のある肉体を描いた絵画作品です。ギリシャ彫刻のヴィーナスやパラアスリートの、コンテクストを含めた、その美しさによるしみじみとした感嘆を、古語の「あはれ」に見出し、画一化されていた美の価値観を問いかける作品です。
奥直子(準グランプリ)
セラミックアミューズメント

色々な生き者がいます。身体の中身が見えるもの、
壁から飛び出すもの、仮面を被っているもの。
娯楽、遊び、気晴らし、楽しみ、そういったものを、やきものに詰め込んだオムニバス。
花山ちひろ(アストリッド・クライン賞)
海洋分解微生物

菌や微生物が人間に影響する現象を、近くて遠いミクロの世界に生きているモノたちが存在している必要性や重要性を第三者に感じてもらうため、ジュエリーという身に付けるアイテムを通して変化し続けている自然界の現象を背景に「自然界に存在する価値」というテーマをもってアートジュエリーとして表現を行ってます。
鈴木知佳(倉本美津留賞)
地表の風景

都市や海岸、様々な地で採取した砂を色分けした標本/プラスチックやガラス、貝、金属、石、陶、元は私達の生活の中の何かだった物の欠片
海辺の漂流ゴミが混ざり合い風化した鉱物のような何か/現代の化石
人類の営みが地質学的に地球に影響を及ぼし始めた「人新世」と名付けられるかもしれない地層へと微かに堆積してゆく地表の風景/私達の痕跡
日辻(菅野薫賞)
活線

「活線」とは、電気が通っている電線の事を指します。電子部品を使って立体を作る上で、ただオブジェとしてではなく電気の通った回路として機能した立体作品であること、活きるという漢字の意味とモチーフになっている花を「いける」行為を重ねてこの名前をつけました。
斉藤萌々子(MINA-TO賞)
WOODEN PLANTS

植物(木)で植物を表現することへの興味から始まった作品です。
マクロな存在のものが対象物次第でミクロな存在になり、その逆もあると言い換えることも出来ます。
こうした、一つのものに対する規模の認識の相対性を表現し、認識のスイッチングを引き起こす造形を目指しています。
眞鍋美祈(ワコールスタディホール京都奨励賞)
孤独が溶ける

孤独と孤独があわさると溶けるけど、集まりすぎると汚くなる。孤独を実際に「溶かす」体験を通して、自分や他人の内面にある孤独を見つめてほしい。

孤独という文字がたくさん並んでいる様はひどく滑稽に見える。ちっとも孤独じゃないじゃないかと思う。きっと隣にも孤独の文字が並んでいることにも気づいていない。
村尾拓美(スパイラル奨励賞)
Nation of love

前作を受けて、同じく「鳥の求愛行動を人が真似をするための服」をテーマに作った作品を展示します。今回は、人が真似をするにいたった背景を考え、それが見えてくるような展示を目指しています。
本多大和(オーディエンス賞)
kotonoha コトノハ

穴にむかって言葉をふきこむと、声から形になった「言葉」がひとりでに歩きはじめ、空間を自由に動き回る様子を楽しめる体験型インスタレーション作品です。
一人歩きをはじめた言葉は、ときに花のように優しく寄り添い、ときに獣のように牙をむき、ときに羽を生やして飛んでいきます。

■出展作家インタビュー映像
普段の制作についてや、今回の出展作品についてお聞きしました。

タナカマコト(グランプリ)

京森康平(準グランプリ)

奥直子(準グランプリ)

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