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駈ける女

POWER OF ART DANCE SERIES VOL.2 上村なおか 森下真樹
2013.04.27~29

よく食べて
よく笑う

几帳面で早いときと
書き溜めて いちばん遅いときがある

薫るあなたが
ここから見える

 

POWER OF ART DANCE SERIESは、ダンサーに焦点をあて、スパイラルの象徴的スペースである吹抜けの空間
「アトリウム」を舞台として2012年2月にスタートしたダンスシリーズです。ダンサーと振付家、そして観る側も
じっくりとダンスに向き合う場を提供します。

本シリーズ第2弾では、日本のコンテンポラリーダンス界を代表する3人の女性ダンサー・振付家を紹介します。
出演ダンサーには、上村なおかと森下真樹を迎えます。柔らかくしなやかでありながら、揺るがない芯の強さを感じさせる上村なおか。ソロ活動に加え、写真家や照明家、ファッションデザイナーなど異なるジャンルの表現者との共作も積極的に取り組み、作品世界にますます深みを増しています。一方、森下真樹は、歌や演技を織り交ぜた予測不可能、奇想天外なパフォーマンスでユニークかつパワフルな世界観を紡ぎだし、国内外から注目が高まっています。
振付は、二人のダンサーたっての希望により、コンテンポラリーダンス界の「ゴッドマザー」とも称されるダンサー・振付家の黒沢美香が手がけます。


今回が初顔合わせとなる、異なる3つの個性の競演がどのような作品へと昇華するのか、期待が高まります。
また、アトリウムの変化に富んだ建築空間を活かし、2階へと続くらせん状のスロープから舞台を見下ろすユニークな鑑賞スタイルも見どころの一つです。

ダンサー:上村なおか 森下真樹
振付:黒沢美香

■ 開催概要

日時:
2013年4月 27日(土) 開演 19:00(開場 18:30)
28日(日) 開演 14:00(開場 13:30)開演 19:00(開場 18:30)
29日(月・祝) 開演 14:00(開場 13:30) ※立ち見席販売終了

会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)

衣装:萩野 緑
照明:木藤 歩
音響:サエグサユキオ
舞台監督:河内 崇
宣伝美術:杉 怜
写真:小宮山 桂

お問い合わせ先: スパイラル TEL:03-3498-1171
主催:株式会社ワコールアートセンター
企画制作:スパイラル
制作協力:Dance in Deed!

上村なおか
金沢市生まれ。お茶の水女子大学舞踊教育学科卒業。バレエから始まったダンスの好奇心は木佐貫邦子・笠井叡両氏への師事とともに、尽きることなく現在も進行中。自作のソロダンスを始め、様々なジャンルのアーティストとのコラボレーションや劇場以外の場所での発表も多く、その意欲的な挑戦と成果に対して第36回舞踊批評家協会新人賞を受賞。近年は国内外での精力的な活動とともにワークショップを通じて「身体の発見と冒険」を実践中。現在、桜美林大学総合文化学群などで講師を務める。
森下真樹
幼少期に転勤族に育ち、転校先の友達作りで開発した遊びがダンスのルーツ。
10か国30都市以上でソロ作品を上演するほか、長塚圭史演出作品の振付や矢野顕子(yanokami)ライブへの出演などジャンルを超えた活動を展開中。また、100人いたら100通りの顔や性格があるようにダンスがある!をモットーに幅広い世代でワークショップを開催。周囲を一気に巻き込み、独特な「間」からくる予測不可能、奇想天外な動きで展開されるワールドが特徴。04年横浜ダンスコレクション2004ソロ×デュオにて横浜市芸術文化振興財団賞、05年東京コンペ♯2にて優秀賞を受賞。
黒沢美香
横浜生まれ。5歳から舞踊家の両親(黒沢輝夫、下田栄子)のもとでモダンダンスを習う。1982~85年NYに滞在。当時のNYダウンタウン・ダンスシーンをリードする振付家の作品を踊り、国内外の公演に参加する傍ら、ジャドソン・グループのポスト・モダンダンスに衝撃を受ける。
帰国後は、日本におけるコンテンポラリーダンスのパイオニアとなって日本のダンス界の幅を広げる活動を行い、「黒沢美香&ダンサーズ」、ソロダンス『薔薇の人』シリーズを進めながら、最近は踊る大学教授陣 「ミカヅキ会議」を結成。子どもの文化芸術体験事業や社会・地域連携プログラム等に参加。舞踊コンクール第1位、新人賞、優秀賞、舞踊批評家協会賞、日本ダンスフォーラム賞、ニムラ舞踊賞など受賞。

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