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「咒立北斗法」星曼荼羅 古代の星占い

スパイラル聲明コンサートシリーズvol.17 「千年の聲」
2009.03.03~03.04

スパイラル聲明コンサートシリーズ「千年の聲」第17弾となる今回は、北斗七星への法要をテーマにお贈りいたしました。

千年の昔から、ひとは季節や人生の折々に夜空を見上げ、星に祈りを託してきました。
中でも北の空にひと際光を放つ"北斗七星"は、古代から信仰の対象として人々にあがめられ親しまれてきました。この北斗七星を描いた北斗曼荼羅、通称星曼荼羅は、仏教のなかでもとくに秘密を重んじる密教で用いられる絵画本尊で、一字金輪(いちじきんりん)と名を変えたお釈迦さまを中心に北斗七星が描かれています。人々は、占いをするその日が七星のうちどの星の支配下にあるのか、これらの星々に対して、災害などからのがれられますように、寿命がのびますように、とお祈りをしたのです。

「咒立北斗法」は、"咒"と言われる不思議な力を持つ秘密の呪文を用いた法要で、密教占星術が盛んであった平安中期によく行われました。2009年スパイラルガーデンの現代的空間で、新しい年の福を願い皆様の祈りを法要に託しました。



※また今回、プラネタリウム・クリエイターの大平貴之が参加、1000万個の星を投影し、天の川や宇宙で見た星空をそのまま再現できるメガスターII(高輝度型)が、満天の夜空を演出しました。

■ 開催概要

日 時: 2009年3月3日(火)開場20:00 開演20:30
        3月4日(水)開場20:00 開演20:30
NPO法人魁文舎[KAIBUNSHA] 03-3275-0220
スパイラル  03-3498-1171

出 演: 声明の会・千年の聲
演 奏: 笙:田島和枝・三浦礼美・中村華子(伶楽舎)
構成・演出: 田村博巳
制 作: スパイラル/NPO法人魁文舎/声明の会・千年の聲
助 成: 芸術文化振興基金
主 催: 声明の会・千年の聲/株式会社ワコールアートセンター

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