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「論義ビヂテリアン大祭」

スパイラル聲明コンサートシリーズvol.13 「千年の聲」
2005.01.20~22

宮澤賢治の童話「ビヂテリアン大祭」の世界を聲明と狂言そして現代音楽のドッキングにより舞台化した画期的な試みです。1997年以来、6年ぶりに待望の再演!物語は、ニューファンドランド島で開催されたビヂテリアン(菜食主義者)の世界大会から始まります。「声明の会・千年の聲」のお坊さん扮するビヂテリアンと、大蔵流狂言・山本東次郎一門による肉食派が真っ向から対立、丁丁発止の熱い論義を戦わせます。声明と狂言で繰り広げられる賑々しい問答が、観る者を論義の渦に巻き込みました。

■ 開催概要

制作:スパイラル/魁文舎/声明の会・千年の聲
主催:声明の会・千年の聲/株式会社ワコールアートセンター
助成:日本芸術文化振興会 舞台芸術振興事業


原作:宮澤賢治
構成・演出:田村博巳
作曲・音楽監督:吉川和夫
出演:ジョン・ヒルガード/祭司長:山本東次郎/祭司次長:守山祐弘
ビヂテリアン:川城孝道、小嶋教道、齋藤説成、末廣正栄、荒井恵海、新井弘順
異教徒:山本則直
唱歌隊:平井和成、西谷隆司、平田真紹、園部壽美、塚越秀成、小路耕徳、田中康寛、杉山幸雄、室生述成、塚田康憲、戸部憲海、孤島泰凡
バンド:ヴァイオリン 手島志保/クラリネット 草刈麻紀
トランペット 坂井俊博/コントラバス 溝入敬三/打楽器 和田光世

■ プロフィール
構成・演出/田村博巳(演出家)
民俗芸能、雅楽、声明(仏教音楽)を中心に国立劇場をはじめ伝統芸能公演を企画制作。古典芸能の保存・継承とともに、民俗儀礼や口頭伝承の研究に立脚した新作を数々構成・演出している。95年から、静岡音楽館AOI企画会議委員。代表作に91年「小さき者のうたものがたり-飛倉戯画巻-命蓮の鉢」(作=大岡信、作曲=間宮芳生)、93年「夜の歌」(作曲=藤枝守)、95年「夕顔あそび口立」(作曲=高橋悠治)、「阿吽の音」(作曲=鳥養潮)、96年「内なる旅」(作曲=野平一郎)、「往還楽」(作曲=一柳慧)、00年「聖なる火/聖なる光」(作曲=権代敦彦)、02年「存亡の秋」(作曲=鳥養潮)など。
音楽監督・作曲/吉川和夫(作曲家・宮城教育大学教授)
東京芸術大学音楽学部作曲科及び同大学院を修了。作曲を戸島美喜夫、野田暉行、間宮芳生に師事。クラシック音楽に留まらず、古典雅楽や声明の旋律を生かした作曲で豊な音楽世界を創出させている。NHKラジオドラマ「ソフィーの世界」で96年第22回放送文化基金賞〔音楽・音声・音響効果賞〕を受賞。代表作に81年オペラ「金壺親父恋達引」、93年新作声明「フクロウ神がうたった謡」、96年青海音ものがたり「石の聲・記憶」、02年「2つのヴァイオリンとオーケストラのための協奏曲」などがある。04年9月には新作雅楽「木々の記憶」がニューヨークで初演された。
狂言(異教徒=肉食派/山本東次郎家一門)
大蔵流狂言方。関西風の芸風が多数を占める狂言界において、江戸式楽の伝統を守り、明治維新の混乱期に大蔵流家元虎年が狂言の将来を案じた「乱れて盛んならんよりは、固く守りて滅びよ」を座右の銘に、その風格を伝える唯一の狂言の家。東次郎・則直・則俊は故・三世東次郎の長男・次男・三男。東次郎は芸術選奨文部大臣賞(92年)、則直・則俊は同新人賞(77年・90年)を受賞。重要無形文化財総合指定。

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