この秋都内の6つの公演で開催された「第29回全国都市緑化フェアTOKYO」に合わせて、シアタープロダクツ、鈴木康広など4組のアーティストが、誰にとっても身近な公共空間である公園の新たな可能性を探りました。
洋服のように着られるハンモックや、景色が一変するベンチ、切株に変身して隠れられるテントなど、大人もワクワクするような創造性豊かな遊具がスパイラルガーデンに登場しました。
作品は、スパイラルでの展示終了後、「第 29 回全国都市緑化フェア TOKYO」(2012 年 9 月 29 日~10 月 28 日)井の頭恩賜公園会場に展示。合わせてアーティストたちが新しい公園の「遊び方」を提案するワークショップも開催しました。
◆「第29回全国都市緑化フェアTOKYO」内 展示概要◆
都内6箇所のメイン会場を中心に、2012年9月29日(土)~24年10月28日(日)までの30日間にわたり開催する花と緑の博覧会。スパイラルは、「New Green Stories ―アートが紡ぐ、新たな公園の時間」で発表した遊具を井の頭恩賜公園会場に展示するほか、五感を活用し、公園の魅力を再発見するワークショッププログラムを多数展開しました。
会期:2012年9月29日(土)~10月28日(日)
会場:井の頭恩賜公園会場 会場MAP
主催:東京都、財団法人都市緑化機構
URL:http://greeneryfair-tokyo.jp/
◆スパイラルでの展示概要◆
会期:2012年9月19日(水)-9月23日(日)11:00-20:00入場無料
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
出展作家:佐藤好彦、シアタープロダクツ、鈴木康広、月岡彩
主催:株式会社ワコールアートセンター
共催:第29回全国都市緑化フェアTOKYO実行委員会
協力:株式会社コトブキ、株式会社中村製作所
制作協力:株式会社 JET CHOP
企画制作:スパイラル
◆関連イベント◆
トークセッション「公園の未来を語る」
地域および地域コミュニティの共有財産としての公園を、より楽しく、豊かに活用していくための方策、課題などについて、行政、設計者、管理運営者など、それぞれの立場からの意見を交換し、「公園の使いこなし」に対してアートができることについて考えました。
日時:9月19日(水)19:00-20:00
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
登壇者:加藤修(株式会社ヘッズ、全国都市緑化フェアTOKYO井の頭公園会場設計担当)
下村 一(こどもの城 事業推進部)
町田誠(東京都建設局公園緑地部長)、宮奈由貴子(NPO法人 NPO birth)
司会:守屋慎一郎(スパイラル/株式会社ワコールアートセンター プランナー)