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「アートうごめく!Wonder Garden」

ONE FUKUOKA BLDG.
2025.4.24 - 5.25
トピックがありません。

「創造交差点」をコンセプトに掲げるONE FUKUOKA BLDG. のオープンを記念し、「Wonder Garden」展を開催します。

本展では、植物や動物をモチーフにした絵画や立体をはじめ、うねうね・くるくると動き、生命の躍動や循環を感じさせるインスタレーション、そして人間も含めた生きものや地球の環境に目を向け、リサーチをベースに制作された作品などをご紹介。

会場に足を運ぶと、春に芽吹く植物や命みなぎる生物と出会ったときのように、楽しい発見と新鮮な驚きが溢れています。多彩なアーティストによる、アートの庭。是非お楽しみください。

■ 開催概要

「アートうごめく!Wonder Garden」



6F
会期:2025.4.24(thu) -5.11(sun) 11:00-20:00 (*土日祝のみ 10:00-20:00)
会場:CONFERENCE HALL
展示アーティスト:池平徹兵・井上唯・大小島真木・川上和歌子・北奥美帆・鈴木康広・横手太紀

3F
会期:2025.4.24(thu) -5.25(sun) 11:00-20:00 (*土日祝のみ 10:00-20:00)
会場:SPIRAL GARDEN
展示アーティスト:池平徹兵・大小島真木・川上和歌子・鈴木由衣・村山大明・横手太紀

ONE FUKUOKA BLDG.:〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神1丁目11−1 MAP

入場無料

共催:西日本鉄道株式会社 株式会社ワコールアートセンター
企画制作:スパイラル

■ 出展アーティスト
池平徹兵
1978 年、福岡県に生まれる。2001年島根大学教育学部保健体育専修卒。
視界の隅々までを大切にすることを追求し、全ての要素が主役となり響き合う作品を展開。
「第16回岡本太郎現代芸術賞」入選(2013)「project N」(2013/オペラシティアートギャラリー)VOCA展(2017)アーティストルーム制作(2023/パークホテル東京)日本テレビ「THE ART HOUSE #34」(2024)「北九州市ART for SDGs」(2024)個展「全てを必要として明日を作る」(2024/N&A Art SITE)料亭貯水池鳥山の大広間を改装した「池平徹兵アトリエ美術館」を設立(2025)
井上唯
1983年愛知県生まれ。2007年金沢美術工芸大学大学院 美術工芸研究科染織コース修了。各地に滞在して自然や風土、人々の営みから学びつつ、それぞれの土地がもつ素材に、手仕事を介した緩やかな思考と新たな視座を交えることで、この世界の在り方や繋がりを浮かびあがらせたいと考えている。 主な展覧会/プロジェクトに、「HUB-IBARAKI ART PROJECT 2024」(大阪)、「アケヤマー秋山郷立大赤沢小学校」(2024/大地の芸術祭 /新潟)、「北陸工芸の祭典:GO FOR KOGEI 2022」(那谷寺/石川)、「“ほの国” を知るためのプロジェクト」(2022/国際芸術祭あいち)など。
大小島真木
東京を拠点に活動する大小島真木、辻陽介からなるアートユニット。「絡まり、もつれ、ほころびながら、いびつに循環していく生命」をテーマに制作活動を行う。インド、ポーランド、中国、メキシコ、フランスなどで滞在制作。2017年にはTara Ocean 財団が率いる科学探査船タラ号太平洋プロジェクトに参加。 近年は美術館、ギャラリーなどにおける展示の他、舞台美術なども手掛ける。
川上和歌子
1969年大阪府生まれ。東京都在住。1992年武蔵野美術大学短期大学部専攻科修了。1995年より夥しい数の『ひとがた』、自身を模した人形、タンポポなど、布を用いたインスタレーションを発表。日々ひとりで制作。近年は、作家等身大ある巨大インコが集う世界を屋内外で展開。「第2回岡本太郎現代芸術賞」入選。最近の主な展覧会に、個展「ピコとピータ」(2024)/@btf/東京、「施美時間 インコの遠足」(2019)/鶴林寺/兵庫、「六甲ミーツ・アート芸術散歩2018」兵庫、「アートラインかしわ2018 Smiling」千葉、個展「冬の祝祭」(2015)/企画 パトロンプロジェクト パークホテル東京25F/東京など。
北奥 美帆
1989年大阪府に生まれ三重県で育つ
2013年 東京芸術大学デザイン科卒業
2013年〜2021年 柏木工株式会社(木製家具メーカー)にて勤務
2018年よりフリーランスの椅子張り職人として仕事をしながら作品を制作しています
2021年 1級家具製作技能士(いす張り)取得

人間のために動物を殺したり交配して選別したりするなんて酷いと思いつつ、それでも脈々と続く、生きるために肉を食べて産業する人間の文化の重さにひれ伏しながら、家畜を供養するつもりで制作しています。しかし、農村や産業のなかでいち歯車として生きると自分も家畜であるかのような気分になるのを、家畜を作ることで慰めているのかもしれない。

主な受賞歴 高岡クラフトコンペ ファクトリー部門 グランプリ(2017)
最近の展示 個展「動物椅子舎」(2022/ギャラリー龍屋/愛知)、個展「動物椅子舎」(2024/八犬堂ギャラリー/東京)、KOGEI Art Fair Kanazawa(2021,2023,2024/ギャラリー龍屋より)、個展「動物椅子舎」(2025/八犬堂ギャラリー/東京)など
鈴木康広
1979年静岡県生まれ。2001年東京造形大学卒業後、公園の遊具「グローブ・ジャングル」を使用した映像インスタレーション作品《遊具の透視法》(2001)、開いた目と閉じた目が描かれた紙の葉が「まばたき」をしながら空間に降り注ぐ《まばたきの葉》(2003)など、誰しもが持っている記憶や経験に新鮮な切り口を与える作品を制作。船の航跡が海や川を開く《ファスナーの船》、地球の引力を「遊び」に変換する《りんごのけん玉》など、身近な工業製品を媒介に、人間と自然を新たな視点から接続するアートワークを展開。主な個展として、「近所の地球」(水戸芸術館、2014)、「始まりの庭」(箱根彫刻の森美術館、2017)、「鈴木康広展 ただ今、発見しています。」(二子玉川ライズ、2024)など。2014毎日デザイン賞。主なパブリックアートに、《はじまりの果実》(十和田市現代美術館蔵)、《渋谷の方位磁針|ハチの宇宙》(渋谷区)。
鈴木由衣
1985年愛知県生まれ。愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻修士課程修了。絵画と陶芸を行き来しつつ信楽にて制作を続ける。現在「TRAVEL to 滋賀に生きる造形 VOL.3」(滋賀県立美術館/滋賀)展示中。
村山大明
1989年 京都府生まれ、神奈川県在住。
幼少の頃より山村で育つ中で自然に興味を持ち農業を行う。その後デザイン専門学校を卒業し大阪で画家として活動を始め、2020年より山村に移住しアトリエを構える。
「調和・交わり」をテーマに、モノクロのペンによる細かな描き込みで動植物の群像を描く。またペン画風の立体造形「3-Draw series」を制作し、平面作品と組み合わせたインスタレーションなども展開している。

主な経歴として、SICF21 スパイラル奨励賞(2020年)、UNIQLO TOKYO 店内装飾(2021年)、六甲ミーツ・アート 2022 出展(2022年)、ウェスティンホテル東京 日本料理「舞」 店内装飾(2023年)、ふなばしアンデルセン公園 こども美術館 個展(2023年)など。
 
横手太紀
1998年生まれ。神奈川県逗子市出身。2025年東京藝術大学美術研究科彫刻専攻修了。
身の回りに存在する気に留められることの少ない物や、そのネガティブな性質に着目し、そこに潜む見えない物語を予感させる。動きをもたせた彫刻やインスタレーションのほか、映像、写真といった表現を用いて制作している。
主な展覧会に、個展「even a worm will turn」(2022/parcel/東京)、「BOLMETEUS」 (2024/SAI/東京)、「敷居を踏む Step on the Threshold」(2024/東京藝術大学大学美術館陳列館/東京)、「until soil unites」 (2024/CON_/東京)、 「六甲ミーツアート2023beyond」(2023/六甲山/兵庫)、 「Buzzing stars」 (2023/OIL by 美術手帖ギャラリー/東京)、 「惑星ザムザ」 (2022/小高製本工業跡地/東京)、「Encounters in Parallel」(2021/ANB Tokyo/東京) 、「獣(第 0 章 / 交叉時点)」(2021/北千住BUoY/東京)など。
■ 関連イベント

Wonder Garden

1.「大きなインコとお散歩イベント」
展覧会会場を飛び出して、巨大インコと一緒にお散歩!スマートフォンなどで、ご自由に記念写真を撮影していただけます。
※各日3羽限定(時間内、1組につき巨大インコ1羽がおともいたします。大人の方も参加いただけます)。


アーティスト:川上和歌子
開催日:会期中の土日祝日
参加費:無料

*お貸出について
・お貸出はSPIRAL GARDENのレジカウンターにて11:00-19:00の間で受け付けております。
・お散歩時間は約30分です。30分後にレジカウンターまでご返却ください。
・お散歩はワンビル館内にてお願いします。他店舗内に入っての撮影、施設内の撮影禁止エリアでの撮影はご遠慮ください。
 撮影の際は他のお客様の映り込みにご配慮をお願いします。
・インコが激しく破損・汚れた場合には補償いただくことがございます。本物のインコのようにやさしくお取り扱いください。




2.ワークショップ「絵の中への冒険 と 絵の外への冒険」
このワークショップでは、まず「本気で描く」ことを体験します。描いた作品を透明なアクリル板に貼り、それをさまざまな景色と組み合わせながら鑑賞します。自分の絵が新たな風景と出会うことで、景色の見え方が変わる瞬間を体験してみませんか?

アーティスト:池平徹兵
開催日時:5月4日(日) 10:30-12:30(10:15受付開始)
開催場所:6F|CONFERENCE HALL
参加費:無料

対象年齢:4歳以上(小学生以下のお子様は保護者同伴にてお願いします)
定員:15名程度
持ち物:スマートフォンまたはデジタルカメラ(絵を描き終わった後に撮影します)
*水筒やペットボトルなど必要な方はご持参ください
*汚れても良い服装でお願いします


お申し込み:こちらのフォームよりご登録ください
(先着順・定員になり次第、受付終了) 
*やむを得ずキャンセルされる場合には artwork@spiral.co.jp  へご連絡ください。




3.フィールドワーク「池平徹兵と福岡の街で借景を探す」

作品とともに歩くことで、日常の風景が変わり始める。 ライオンや白熊などの作品を手に、福岡の街を歩きます。作品を通して、見慣れた街の景色が「大切な風景」に 変わっていくことを感じてください。

アーティスト:池平徹兵
開催日時:5月4日(日) 14:15-15:30(14:00受付開始)
開催場所:6F|CONFERENCE HALL
参加費:無料

年齢制限:なし(小学生以下のお子様は保護者同伴にてお願いします)
持ち物:スマートフォンまたはデジタルカメラ
*水筒やペットボトルなど必要な方はご持参ください

お申し込み:こちらのフォームよりご登録ください
*やむを得ずキャンセルされる場合には artwork@spiral.co.jp  へご連絡ください。

■ 参加型イベント

1.「SLOW CIRCUS with 工房まる」

ソーシャルサーカスは、サーカス技術の練習や習得を通じて協調性・問題解決能力・自尊心・コミュニケーション力などを総合的に育むプログラム。今回は福岡の福祉事業所「工房まる」のメンバーと一緒に楽しむ参加型サーカスショーとして、カラフルなアイテムを使ってゲーム感覚で遊べるプログラムを展開します。障がいの有無や年齢、性別に関係なく、誰でも楽しめるサーカス、ぜひお気軽にご参加ください。
※4月26日(土)はサーカスのアイテムを実際に使って遊べる体験会を実施予定です。


メンバー:工房まる
開催日:4月27日(日)
①11:00-11:50 / ②13:00-13:50 / ③15:00-15:50
*各回同じ内容です。
*お好きなタイミングでご参加いただけます。
*プログラムは安全に十分配慮しておりますが、ご自身の活動に起因する事故に関しては、責任を持ちかねますので、あらかじめご了承ください。


開催場所:6F|CONFERENCE HALL
参加無料

イベントの詳細は、下記よりご確認ください
https://www.slowlabel.info/9116/






2.「ONE FUKUOKA KIDS MARCHING BAND」
ちいさな打楽器たちやみんなの楽器をもちよって、こどもたちとリズムワークショップ。そのあとはみんなで一緒にパレード!カリブ生まれの打楽器・スティールパンの明るい音色と、こどもたちが奏でるリズム。みんなの心を弾ませる、彩り豊かな時間をお楽しみください。
衣装協力:minä perhonen 


講師:STARS ON PAN/スチールパンバンド
開催日:5月5日(月・こどもの日)

・・・・・

1回目:10:30集合・ワークショップ/
11:45〜12:15パレード(10:10受付開始)

2回目:14:30集合・ワークショップ/
15:45〜16:15パレード(14:10受付開始)
*受付はワンビル6Fのワークショップ会場までお越しください
・・・・・

開催場所:1F|外 ー 6F|SKY LOBBY
参加費:無料

対象年齢:年長さん以上〜中学生まで
定員:20名
持ち物:水分補給の飲み物、タオルなど
楽器について:いくつかの種類の楽器をご準備しておりますのでお貸出可能です。 (楽器のお持込みをご希望される場合は、パレード形式のため、持ち運んで演奏できる楽器のみ可)
*参加者にはオリジナルロゼットをプレゼント!

お申し込み:4/30(水)までにこちらのフォームよりご登録ください
(先着順・定員になり次第、受付終了)

*参加者にはファッションブランド mina perhonen のファブリックを用いたオリジナルロゼットをプレゼント!



音楽講師:STARS ON PAN(スチールパンバンド)
スティールパン発祥の地とされるトリニダード・トバゴのラバンティルにあったバンド名を引き継ぎ、2009年に結成。本場トリニダード・トバゴの匂いを持ちつつ日本人の感覚で楽しく激しく時に切なく、星の煌めきのような美しい音色を紡ぎだスティールパンバンドです。 オリジナル曲を中心にソカやカリプソなどカリブ、中南米の音楽のカバーなども演奏し、ソカシンガーAnn Gとのコラボチューン"FIRE"配信中!

Web site

■ 常設アート
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共用部にはいつでもご覧いただけるアートも設置。6Fの壁面には、大小島真木の海をたゆたう豊穣な生命の循環を表現した作品と「創造交差点」からインスパイアを受けた新作、窓際には「宇宙から粘土を落としたら大気圏突入時の高温で焼成され、やきものになるのでは」という壮大なスケールの着想から生まれたクニトの彫刻作品が展示されます。5Fと6Fをつなぐエスカレーター脇にはふわふわと浮かぶ鈴木康広の《空気の人》シリーズが登場し、行き交う人々の日常にハッとする瞬間をもたらします。


クニト
1981年奈良県生まれ。2007年金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科修士課程工芸専攻陶磁コース修了、2018年同大学大学院美術工芸研究科博士後期課程美術研究領域彫刻分野修了。モノゴトの二面性をコンセプトに、樹脂や布、やきもの、木材、光、ガラス、その他のさまざまな素材を用いて、インスタレーションや彫刻などの幅広い表現で制作を行なう。 主な受賞歴に、「SICF24 EXHIBITION部門」グランプリ(2023)、「KAIKA TOKYO AWARD 2020」入選、「農村舞台アートプロジェクト2018」入選、「第13回岡本太郎現代芸術賞」入選(2010)など。最近の展覧会に、個展「紙の上の直線」(2024/金沢アートグミ/石川)、個展「ほどけた平行線とムカデ」(2022/ギャラリー58/東京)など。

■SPIRAL GARDEN 店舗


 

いつでも誰でも気軽にアートと出会える「都市の公園」をイメージした、ギャラリー・ショッ プ・カフェの複合店舗。ショップではスパイラルがセレクトしたアクセサリーや食器、 インテリア雑貨のほか、九州出身の陶芸家・石原亮太の POP UP(4/24-5/25)を開催します。 カフェでは、コーヒーやソフトドリンク、フォカッチャなどの定番メニューに加え、福祉 施設「野々島学園」とフードデザイナー・モコメシのコラボによって生まれたジェラート「SLOW GELATO」も販売。
見て、触って、味わえる、五感でアートをお楽しみください。


営業時間:11:00-20:00 (*土日祝のみ 10:00-20:00)
定休日:施設の休業に準ずる
住所:福岡市中央区天神一丁目 11 番 1 号
   ONE FUKUOKA BLDG. 3F



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