ひとりひとりが 「私の服は誰が作ったの?#whomademyclothes 」と考えることからファッション産業の透明性を高めていくグローバルキャンペーン「FASHION REVOLUTION」。2014年にイギリスで立ち上がり、現在100を超える国が参加をしています。
FASHION REVOLUTION JAPAN(運営:一般社団法人unisteps)は、2024年4月23日〜28日にスパイラルガーデンにて、「Who made my clothes?」展を開催します。会場には、ファッション産業の透明性について考えるPOP-UP-LIBRARYが登場し、国内外の関連書籍を自由にお読みいただけます。また、服がどのようにできるのか、そのプロセスを体感できるインスタレーションも展示されます。
本展に合わせ、未邦訳であった『トレーサビリティ・プレイブック』と『トレーサビリティ・ロードマップ』の2冊を発表します。この2冊の発行元であるTrusTraceは、スウェーデンに本拠地を置く、トレーサビリティプラットフォームと関連サービスを販売する事業会社です。FASHION REVOLUTION JAPANは、トレーサビリティと透明性を概念から実践にステップアップする年として、生の情報が詰まったこの2冊を日本の事業者・行政・生活者の皆様にご紹介したいと考え、許可を得た上でTrusTraceと広告や金銭的な取引は一切行わずに邦訳を行いました。
みなさまのお越しをお待ちしております。
ファッションレボリューションの背景
2013年4月24日バングラデシュにある「ラナプラザ」という複数の縫製工場が入居するビルが崩壊し、1100名以上の方が亡くなり、2500名以上の方が負傷するという痛ましい事故が起こりました。前日からビルの亀裂が見つかっていたにも関わらず操業を止めなかったことで事故が起こってしまったことから、短納期や工賃の圧迫などファッション産業の構造的な問題、そして「自社ブランドの服を誰がどこで作っているのかわからない」というサプライチェーンの不透明さが浮き彫りとなりました。
この事故を受け、イギリスが本部となり、世界中の消費者がSNSを通して「#whomademyclothes(私の服は誰が作ったの?)」と企業に問いかけるムーブメントとFASHION REVOLUTIONに発展しました。日本はキャンペーン始動当初の2014年から参加しています。
FASHION REVOLUTIONとは、ひとりひとりが 「私の服は誰が作ったの?#whomademyclothes 」と考えることからファッション産業の透明性を高めていくグローバルキャンペーンです。2014年にイギリスで立ち上がり、現在100を超える国が参加をしています。衣服を作る過程で自然環境に与えるインパクトや、生産に関わる人々の労働環境を把握することで、必要に応じて改善を行うことができます。「透明性」は「持続可能性」の前提となるものです。FASHION REVOLUTIONはイギリスに本部を構え、約100カ国に支部を持つグローバルキャンペーンです。
Who made my clothes?
開催期間:4月23日(火)-4月28日(日) 11:00-20:00 *最終日のみ18:00まで
場所:スパイラルガーデン (スパイラル1F)
住所:〒107-0062 東京都港区南青山5丁目6−23 1F
協賛:オールバーズ / サルト株式会社 / 豊島株式会社 / 株式会社良品計画 / レンチングファイバーズ社(テンセル™)
公式HP:https://www.fashionrevolution.org/asia/japan/
■関連イベント
レセプショントークイベント
日時:2024年4月24日(水)18:00-20:30 *開場17:30
参 加 費 :1500円
申し込み:peatixより事前申込制。https://fashionrevolution2024.peatix.com/