9月9日(水)より、7名のアーティストによるグループ展をスパイラルガーデンにて開催いたします。
今回の参加アーティストは、それぞれが今生きている時代について、固有のアングルからそれを観察し、その体温や肌感覚を汲み取り、作品として提示しています。
自身の内面世界を物語に置き換えるやましたあつこ、自然と人間の関係性を探る坪山小百合、人間を含めた生命を環世界的に捉える田沼利規や西村涼、生命そのもののに差し迫ろうとする王之玉、世界をありのままに、混沌とした状態のまま彫刻として造形化する丸山太郎。
彼ら彼女らは、その視点のコンポジションこそ違うものの、その作品を俯瞰したとき、そこには一貫してこの時代や社会に生きる各人が向き合う、一つの世界を物語ろうとする脈動を感じ取ることができます。
その世界にナラティブに関わっていく力は、行動原理や感情が数値変換され、それに基づいたシステムの影響下にある現代にある私たちにとって多くの示唆に富むことでしょう。この展示は、アーティストが自らが向き合う世界を物語るときに生まれる、ひそやかな熱量をはらんだ作品を通し、私たちが今まさにいる時代と社会、世界そのもののについて体感してみたいと思います。
TAION When we talk about our world.
会期:2021.9.9(thu) -9.15(wed) 11:00-19:00
会場:Spiral Garden(Spiral 1F)
出展作家:王之玉 / 田沼利規 / TEPPEI YAMADA
坪山小百合 / 西村涼 / 丸山太郎 / やましたあつこ
主催:TAKU SOMETANI GALLERY
企画:TAKU SOMETANI GALLERY
問合せ:TAKU SOMETANI GALLERY 050-5532-6058
*入場制限がある場合があります。
*開催にあたり、スパイラルではお客様およびスタッフの安全と健康に配慮した感染拡大予防対策をとっております。
*開催時の状況により、一部内容を変更する可能性があります。
*営業状況など詳細はスパイラルウェブをご確認ください。 https://www.spiral.co.jp/topics/spiral/2