“See by Your Ears(耳で視る)”をコンセプトに活動するサウンドアーティスト evalaが挑む、新作映画
ことばを持つ前の人類は、どんな物語を共有していたのだろうか?古来、人々は音楽を奏で、ともに踊ることで、共同体の物語を紡いでいたのではないだろうか。そして2020年、人間が本来持つ知覚を呼び起こし、音から物語を描く「映画」が誕生する。
「Sea, See, She―まだ見ぬ君へ」。遠いどこかの海辺に佇む、老婆にも少女にも見える女性ーー。この映画は、溢れ出る豊穣な音に耳をすませるだけで、森の中にも、深海にも、あらゆる時空間へと観客を誘い、それぞれの心象風景の中に無数の物語を生み出していく。
この前代未聞のプロジェクトに挑むのは、サウンドアーティストevala。2016年から「See by Your Ears(耳で視る)」の名を冠するプロジェクトを始動し、音楽、アート、都市計画、映画に至るまで、分野を超えて「音の可能性」を拡張する試みを世界各地で展開している。
今回evalaは、「インビジブル・シネマ(目に見えない映画)」をテーマに、世界に類をみない、音楽家による「音の映画」を製作。それは、“暗闇の中に映画を視る”という新たな映画体験を生み出すと同時に、立体音響システムを駆使したevala独自の作曲手腕によって、従来の映画館をアップデートする先端事例を提示する試みでもある。
また、ドキュメンタリー映画『太陽の塔』をはじめ、哲学的なビジュアル世界で絶大な評価を得る映画監督・関根光才が、evalaの作品世界に共鳴して本プロジェクトに参加。2人は今夏公開された、国内最大級の「IMAXレーザー®/GTテクノロジー」シアターのためのショートフィルム『TRANSPHERE』以来のタッグとなる。
2020年1月24日(金) 〜 26日(日)の3日間、今年8月ににスパイラルホールで開催されたプレ公演を経て、 待望のワールドプレミア上映が実施される。それはビジュアル偏重を極める現代社会に一石を投じる、革命的な体験となるはずだ。
インビジブル・シネマ「Sea, See, She―まだ見ぬ君へ」公開決定。
各日6回上映(各回入れ替え制)
①11:00 ②12:40 ③14:20
④16:20 ⑤18:00 ⑥19:40
※上映時間 約70分
※開場は各上映開始時間の20分前
・チケット (全席自由)
一般 3,100円(税込)/ 当日 3,600円(税込)
・2019年11月20日(金)発売開始
[お申込み方法]Peatixより購入
https://invisiblecinema.peatix.com
2020年1月10日(金)11:00〜
MINA-TO(スパイラル 1F)でも販売を開始致します。
※Spiral Express(メールマガジン)購読者限定¥500OFF:ご購入の際、スパイラルメールマガジンの画面を携帯電話等でご提示頂ければ、一般料金から¥500割引致します。(MINA-TOでのチケットご購入者に限ります。)
会場 スパイラルホール
住所 東京都港区南青山5-6-23(スパイラル3F)
主催 See by Your Ears
会場協力 株式会社ワコールアートセンター