Chinoko Sakamoto Exhibition

2023.8.14 - 9.10

「＋S」Spiral Market 大阪では、坂本紬野子の個展、Chinoko Sakamoto Exhibition を開催いたします。

坂本紬野子は1992年生まれ。2016年ロンドン芸術大学キャンバウェルカレッジオブアーツ彫刻科を卒業後、同大学からビザ支援を受けイギリスで制作・発表活動を行います。大学在学中に陶芸と出会い、ほぼ独学で制作を始め、2018年に帰国後は長崎を拠点に活動。2021年からは制作場所を滋賀県信楽町にも置きながら、自身の身長を超えるサイズの作品の制作にも取り組んでいます。

作品のモチーフとするのは、イギリスや日本で生活する中で作家自身が見つけたあらゆるもののかたちや質感で、日用品からマーケットに並ぶ野菜、博物館の民芸品、建築物などをインスピレーションとして粘土の仕事へ変換されていきます。

坂本の陶器彫刻作品は手びねりで制作された有機的なかたちと、独自に調合された釉薬の色調を特徴とし、一点一点すべて違っています。しかし複数の作品が同じ空間に設置されることによって線や輪郭、色、ボリュームの関連性を鑑賞者は見つけていくことができ、作品全体が互いに呼応しているような空間に誘導されていきます。

本展では、自宅にも飾りやすい小作品を中心に、展示販売いたします。長崎のスタジオで制作された作品の数々を、この機会に是非ご覧ください。

■ 開催概要

Chinoko Sakamoto Exhibition
会期：2023.8.14(mon) - 9.10(sun) 10:30-20:30
会場：「＋S」Spiral Market OSAKA
営業時間　10:30-20:30
お問い合わせ　06-6136-3129

_{*営業状況など詳細はトップページをご確認ください}

■ プロフィール

坂本紬野子／Chinoko Sakamoto

〈主な個展〉
“Chinoko Sakamoto”, Curator’s Cube, 2022年　東京
“Texture s of Encounter”, VOU/棒 Kyoto, 2021年　京都
“Uneven Matters”, Graphpaper Aoyama, 2021年　東京
“いま初めて見る“, IDEE SHOP 自由が丘 Gallery and Books, 2020年　東京
“No Stranger”, Playmountain EAST, 2019年　サンフランシスコ
“The way I look for.”, IDEE SHOP自由が丘 Gallery and Books, 2019年東京
”Moments of Clay”, Graphpaper, 2018年東京
“Sculptural Vessels”, CURATOR’S CUBE, 2017年東京

〈主なグループ展〉
“Exhibition Giri Giri”, Vague Teruhiro Yanagihara Studio (directed by Aato), 2022年　アルル（フランス）
“岡﨑乾⼆郎、ハーム・ファン・デン・ドーペル、村⼭悟郎、坂本紬野⼦”, Takuro Someya Contemporary Art, 2022年　東京
“IDÉE Life in Art Exhibition”, IDÉE TOKYO, 2021年　東京
“COLLECT 2020”, Somerset House, 2020年　ロンドン
"Finding Form", FLOW GALLERY, 2019年ロンドン
”COLLECT 2019”, Saatchi Gallery, 2019年ロンドン
"Un panorama japonais très actuel", GALLERY LE DON DU FEL, 2018年ル・フェル　（フランス）
”Ceramics in the City”, Geffrye Museum, 2017年ロンドン
https://www.chinokosakamoto.com/
https://www.instagram.com/chinokosakamoto/?hl=ja