57回目のThink of Fashionは、書籍『モード誌クロノロジー』の著者の横井由利氏を招き、日本における欧米ファッションの受容を読み解いていきます。
講師の横井氏は、「モード」という言葉をこの著書で、日本においては、ハイブランドや欧米との関連性が漂う特別なものとして用いています。今回の講座は、著者がモード誌と呼ぶ欧米のライセンスマガジンが日本のファッションシーンにもたらした影響をお話ししていただきます。
・『アン・アン/エル・ジャポン』以前と以後では?
・『エル・ジャポン』とフレンチシック
・日本版『ヴォーグ』の創刊がもたらしたものは?
・デジタル化の波によるモード誌の未来
など。
近年、ファッション研究の分野では、欧米中心のファッション史の相対化の必要性が認識されています。そのなかで横井氏のこの著書で書かれたことは、まさに日本における欧米ファッションの受容史として重要な知見となるものです。
皆さまのお越しをお待ちしております。
横井由利
跡見学園女子大学マネジメント学部生活環境マネジメント学科准教授
明治学院大学社会福祉学科卒業後、イヴ・サンローラン リヴゴーシュ西武入社。日本版『マリ・クレール』のフリーランス・ファッションエディターから、『エル・ジャポン』エディターを経て、日本版『GQ』創刊のため中央公論社に入社。後に、日本版『ハーパーズ・バザー』のモード副編集長を務めた。2015年4月より現職。
北樹出版 書籍『モード誌クロノロジー』のサイトはこちら
開講日:
2019年1月13日(日)15:00〜17:00(14:30開場)
会場:
スパイラルルーム(スパイラル9F)東京都港区南青山5-6-23
受講料:
一般 前売3,000円(Peatixにて) 当日3,500円
学生 前売2,000円(Peatixにて) 当日2,500円
中学生・高校生 500円 (Peatixにて) 当日500円
定員:
各回40名
主催:FashionStudies
企画:篠崎友亮(FashionStudies)
Think of Fashionは人々の装いについての文化や社会現象を学ぶ会です。
お申し込みはPeatixにて承っております。
https://peatix.com/event/587321
※申し込まれますと払い戻しはできませんので、
Peatixがご利用できない場合は、「Think of Fashion 日本におけるモードとモード誌の件」と明記していただき、
contact@fashionstudies.org
※当日券は会場にて承っております。
▶ファッションを体系的に学ぶ場
Fashion Studies
http://fashionstudies.org/top/
▶「Spiral Schole」について
スパイラルと運営母体のワコールが共同で推進するエデュケーションプログラム。開館30周年を記念し、2015年4月にスタートしました。本プログラムでは、スパイラルとワコールがこれまでに培ったノウハウとネットワークから選び抜いた、経験豊かなプロフェッショナルを講師として迎え、様々なニーズに合わせた講座を実施しています。
http://www.spiralschole.com