エントランスでは、山梨県富士吉田周辺で受け継がれてきた織物製品をご紹介いたします。
富士山の麓、山梨県富士吉田周辺で1000年にわたって受け継がれてきた織物産業。極細かつ高密度な絹織物の産地として培われた技術は、江戸・明治時代に一世を風靡し、昭和に入るとOEM生産の拠点として発展しました。しかし、OEM産地としての歴史が長くなるにつれ、産地の名前は表に出ることがなくなり、次第に知る人ぞ知る存在となっていきました。
そんな状況の中立ち上がった若い世代の職人たちは、シルクはもちろん、ウールやリネン、オーガニックコットン、ポリエステルなど多彩な糸を巧みに操り、幅広い分野で製品開発を進めてきました。
今回はそんな職人たち、13ブランドによる品物が揃います。
この機会に富士山の麓で脈々と受け継がれてきた織物を、是非お手に取ってご覧ください。
富士山とハタオリマチ 春の便り
会期:2025.03.07(fri) - 03.14(fri) 11:00-19:00
会場:Entrance(Spiral 1F)
【出展ブランド】
アルル
Aneqdot by Fumi Hotta
田辺織物
TENJIN-factory
HADACHU
光織物
舟久保織物
前田源商店
丸幸産業
宮下織物
渡明織物
Watanabe Textile
TORAW