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Hello! My First Art

2025.1.22-2.25

昨年12月にEntrance(Spiral 1F)にてご好評のうちに終了した
「Hello! My First Art」をspiral art gallery(松坂屋名古屋店 本館4階 CENTRAL STAGE) で開催いたします。


いつもの見慣れたわたしの部屋に、『アートの窓』が生まれたら? 身近な生活空間にアートを取り入れるご提案として、アーティストの作品を高精細に再現できるジークレープリント「Spiral Print Collection」シリーズと、飾りやすい平面作品をご紹介します。

現実と架空が入り交じる独自の空想立体を描き出し、彫刻的で奥行きのある作品を生み出すカワイハルナ。各国で目にした様々な街の風景・要素を独自に変換させ、宇宙や自然、細胞や原子といった有機的な存在を想像させる絵画を描くKenta SENEKT。言葉や動作など、日常からインスピレーションを受け、グラフィックデザインを通してここちよい造形を生み出す小林一毅。それぞれの作品に踊る色彩や線のリズムは、暮らしに豊かな表情を生み出します。

会場では、プリント作品だけでなく、新作の原画作品もご覧いただけます。室内に新たな窓を作り出すように、日常にフレッシュな変化をもたらす作品を是非お楽しみください。

■ 開催概要

「Hello! My First Art」
 
会期:2025.1.22(wed) -2.25(tue) 会期中無休 
開催時間:10:00-20:00 
     *最終日25日は展示入れ替えのため18:00まで
会場:spiral art gallery
   〒460-8430
   愛知県名古屋市中区栄3丁目16-1 松坂屋名古屋店 本館4F CENTRAL STAGE
     CENTRAL STAGE

カワイハルナ
アーティスト。物体と物体の構成に興味があり、人工物を観察して独自の構成物を描く。物と物の間に作用する力、現実と架空、立体と平面を行き来しながら造形美を探している。
Instagram
Kenta SENEKT
京都生まれ。2007 年、即興表現の一つであるライブ・ペイントを中心に制作活動を開始。徐々に内的要素を併せ持った壁画やタブローへとメディアを移行させ、近年はインスタレーションや立体といった表現領域まで幅を拡張させている。友情の親密性や、分離した思い出、それらを繋ぎとめるようなスナップ写真など、日々の心情や出来事を混ぜ合わせ、支持体に反映させている。2013〜2017 年メルボルン、2018 年ベルリンなど、海外での活動期間を経て、現在は大阪を拠点に活動している。
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小林一毅
グラフィックデザイナー。女子美術大学、多摩美術大学非常勤講師。
Instagram


■カワイハルナ

透明なフィルムに描かれた原画作品を、少し浮かせて影を作りプリント作品に落とし込みました。自然の影がプリントの中で立体感と奥行きを生み出しています。視覚的に楽しめる平面作品でありながら、壁の中に埋め込まれたオブジェのようにも捉えられる作品です。日常の様々なシーンでお楽しみください。

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本作品は飾る部屋のインテリアに呼応するように空間的な要素を取り入れました。絵を見て実際の空間作りの刺激になれば嬉しいです。

カワイハルナ

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■Kenta SENEKT

繊細に描かれたグラデーションや、キャンバスの質感を残しながら、プリント作品に落とし込んでいます。作品を飾ることで室内に新たな次元が開くような新鮮さと、それでいて胎内のような、どこか懐かしく心地よさが感じられる作品です。季節に合わせて選んだり、暮らしのアクセントとしてお楽しみください。

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身近な生活風景や建築物のマテリアルから発想を得て、2023年より制作を始めた抽象画シリーズ"Arrangement"。同シリーズでは、スプレー、エアブラシ、スパッタリングなどの技法を駆使し、画面上に抽象的な色面をコラージュのように配置。各国で目にした様々な街の風景、要素を写真に収め、自身のなかで変換された世界が、ときには宇宙や自然、細胞や原子といった有機的な存在を想像させる絵画となって、いくつものバリエーションを生み出します。

Kenta SENEKT

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■小林一毅

折り紙をケント紙に貼り合わせた切り絵作品を、紙の質感や貼り合わせた重なり、切れ目を活かしながらプリント作品に落とし込みました。飾りやすいサイズ感とあたたかみのある作品性は、どんな空間にも心地よく馴染みます。かたちの重なりから何を連想するか、どこに飾りたいか、作品が「はなす」きっかけとなり、暮らしを明るく彩ることを願っています。


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「はなす」に漢字をあててみると、「話す/放す/離す」と出てくる。“話す”は言葉による会話を、“放す”は手を放すというように他者との肉体の接触を、“離す”となると物質との距離感を想起させる。対義語に焦点を当てると、“話す”に対する“黙る”は他人の存在を前提として内に篭った印象を、“握る”は“放す”より具体的に他人への信頼や肉体の交信を想起させるし、“離す”に対する“付く”はやはり物質との距離感の違いだ。つまり「はなす」とその対義語は言葉や体、物と常に関係していて、私のそばにある。制作中は家族がよく声をかけにきた。そこには“話す”があり、一方で独りの制作中は“黙る”時間だった。そして“離す”や“付ける”には糊を使った工作的な動作が、“放す”と“握る”にはハサミやカッターなどの道具を関連付けることができる。切り絵もまた「はなす」ことから生まれるのである。

小林一毅

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