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道後オンセナート2022 マチコトバ

みんなの道後温泉 活性化プロジェクト
2022年4月28日–2023年2月26日
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日本最古といわれる道後温泉(愛媛・松山市)のシンボルとなる道後温泉本館が、2024年末の完了を目指し営業しながらの保存修理工事を行うなか、2021年度から2023年度までの3年間、新たな活性化事業「みんなの道後温泉 活性化プロジェクト」を立ち上げ。スパイラルは「stay hot,stay creative」というコンセプトをかかげ、2014年の「道後オンセナート2014」以来の道後温泉に関わる事業として、3カ年のまちづくりの事業を受託しました。
2年目となる企画「道後オンセナート2022」における「マチコトバ」プログラムでは、道後のまちを一冊の詩集に見立て「いきるよろこび」をテーマに選んだ言葉をまちなかに展示する、文学のまちならではの散策を楽しめるプログラムを実施。設置場所には、道後温泉の隠れた魅力が感じられる場所を選定。上人坂に伊月庵を構える道後ゆかりの俳人・夏井いつきさん、若い世代に強い影響力をもつミュージシャン・SUPER BEVER、2021年度に行なった「関係人口サミット」「クリエイティブステイ」参加者のうち、特に執筆・編集業の実績を持つクリエイターなど、総勢15組が参加しました。

夏井いつき Itsuki Natsui
俳人。1957年愛媛県南宇和郡愛南町(旧内海村)生まれ。松山市在住。8年間の中学校国語教諭の後、俳人へ転身。「第8回俳壇賞」受賞。俳句集団「いつき組」組長。俳句の授業「句会ライブ」、「俳句甲子園」の創設に携わり、TBS系「プレバト!!」俳句コーナー出演などテレビラジオでも活躍。松山市公式俳句サイト「俳句ポスト365」選者。2015年より初代俳都松山大使。第44回放送文化基金賞(個人)、2021年NHK放送文化賞。第4回種田山頭火賞。句集『伊月集 鶴』(朝日出版社)、『夏井いつき、俳句を旅する』(悟空出版)、など著書多数。
スーパービーバー SUPER BEAVER 
渋谷龍太(Vo)、柳沢亮太(G)、上杉研太(B)、藤原“33才”広明(Dr)の4人によって2005年に東京で結成。2009年6月にEPICレコードジャパンよりシングル「深呼吸」でメジャーデビュー。2011年に活動の場をメジャーからインディーズへと移し、年間100本以上のライブを実施。2012年に自主レーベルI×L×P× RECORDSを立ち上げたのち、2013年にmurffin discs内のロックレーベル[NOiD]とタッグを組んでの活動をスタートさせ、018年4月には初の東京・日本武道館ワンマンライブを開催し大成功のうちに終える。
2020年には結成15周年を迎え、Sony Music Recordsと約10年ぶりのメジャー再契約し、その後もドラマやCMでの楽曲の使用、最近では映画「東京リベンジャーズ」主題歌に「名前を呼ぶよ」が使用され話題に。2022年2月23日(水)にはフルアルバム『東京』を発売し全国ホール・ツアーを開催。10月から12月に自身最大規模となる4都市8公演のアリーナツアーも控えており、今最も勢いのあるロックバンド。
指出一正 Kazumasa Sashide
『ソトコト』編集長。島根県「しまコトアカデミー」メイン講師、山形県小国町「白い森サスティナブルデザインスクール」メイン講師、奥大和地域誘客促進事業実行委員会、奈良県、吉野町、天川村、曽爾村「MIND TRAIL  奥大和 心のなかの美術館」エリア横断キュレーターをはじめ、地域のプロジェクトに多く携わる。内閣官房、総務省、国土交通省、農林水産省、環境省などの国の委員も務める。経済産業省「2025年大阪・関西万博日本館」クリエイター。著書に『ぼくらは地方で幸せを見つける』(ポプラ新書)。
永本冬森 Tomori Nagamoto
現代美術家。和紙にボールペンで描く独特の作風が注目される。デビューからおよそ20年に渡りカナダ、アメリカを拠点に活動し、現在は山陰地方を拠点に、伝統的な手漉き和紙や建具の職人たちの協力のもと制作を続けている。定期的に個展を開催するほか、山崎まさよしデビュー20周年を記念した展覧会『音のない山崎まさよし』をはじめ、異業種コラボレーションも多数。日本での活動を記録したドキュメンタリー映画『Kinosaki Days』(2019年)では、ミラノ国際映画祭(2019年)、ロンドン国際映画監督祭(2020年)でドキュメンタリー部門最優秀賞を受賞。
三浦亜美 Ami Miura
起藝家・アーティスト。声楽専攻からバックパッカーを経て、複数の会社を経営。その後、ベンチャーキャピタルに籍を置き、新しい価値を生む企業への投資とサポートを行う。伝統産業とビジネス、工学を融合した”文化工学”を提唱し、株式会社ima(あいま)を2013年に立ち上げ、様々な伝統産業の継承をサポートすべく事業を行う。また”起藝家”として、自身の経験から感じた社会への疑問をアートで表現し、起業家としてビジネスを通じ課題解決を行う。
カニエ・ナハ Naha Kanie
詩人。2010年「ユリイカの新人」としてデビュー。 詩集『用意された食卓』でエルスール財団新人賞、第21回中原中也賞受賞。新聞や雑誌に詩、エッセイ、書評等を寄稿するほか、本のデザインや手製本による詩集プロジェクト、朗読パフォーマンス、アーティストとのコラボレーションを多数行っている。主な展示に「MOTサテライト2017 春」(東京都現代美術館)「さいたま国際芸術祭2020」「謳う建築」(WHAT)など。
江六前一郎 Ichiro Erokumae
編集者・ライター。1977年千葉県生まれ。江六前(えろくまえ)は本名。岩手県一戸町の同名集落の名に由来する。1997年、国立木更津工業高等専門学校卒業。2002年、編集プロダクション「タミワオフィス」に入社。歴史や芸術、旅をテーマにした雑誌の編纂に携わる。2012年から食の専門誌『料理王国』を担当、副編集長も経験。国内外の一流レストランやシェフを取材、取材店舗はのべ350店におよぶ。2020年4月からフリー編集者に。愛媛県食材では媛っこ地鶏が好き。
石川直樹 Naoki Ishikawa
写真家。1977年東京生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。2010年『CORONA』(青土社)で土門拳賞、2020年『まれびと』(小学館)、『EVEREST』(CCCメディアハウス)で日本写真協会賞作家賞を受賞。開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』ほか著書多数。最新刊に『STREETS ARE MINE』(大和書房)など。
日下慶太/ケイタタ Keita Kusaka / keitata
コピーライター・写真家。1976年大阪生まれ、大阪在住。コピーライターとして働きながら、ケイタタ名義で、写真家、UFOを呼ぶためのバンド「エンバーン」のリーダーとしても活動中。商店街のユニークなポスターを制作し町おこしにつなげる「商店街ポスター展」の仕掛け人。著作に自伝的エッセイ『迷子のコピーライター』(イーストプレス)、写真集『隙ある風景』(私家版)。佐治敬三賞、グッドデザイン賞、TCC最高新人賞、造本装幀コンクール日本印刷業連合会会長賞ほか受賞多数。
 
桃江メロン momomeron
プロデューサー・著述家。早稲田大学卒業後、渡米。NYのコロンビア大学大学院・映画学科で修士号取得。在学中に脚本・監督した短編映画、数本が、全米とヨーロッパで開催された映画祭で、入賞上映される。2010年、小説「表参道EXIT A4」でランダムハウス講談社新人賞受賞。現在は、海外からのアーティストの招聘、日本のミュージシャンの海外ツアーなど、代官山のイベントスペース、「晴れたら空に豆まいて」を中心に、音楽、映画、伝統芸能のイベントをプロデュース。
 
野口あや子 Ayako Noguchi
歌人。1987年岐阜生まれ、名古屋在住。第一歌集『くびすじの欠片』にて現代歌人協会賞を最年少受賞。歌集『夏にふれる』『かなしき玩具譚』『眠れる海』。岐阜新聞にて月一エッセイ「身にあまるものたちへ」連載中。2019年11月号「小説新潮」にて短編「ジュリアナ様」で小説デビュー。『ホスト万葉集』では俵万智、小佐野彈とともに編者を務める。
きたむらけんじ Kenji Kitamura
劇作家、放送作家。劇団東京フェスティバル主宰。1973年生まれ。知的障害者を積極的に雇用する実在の企業をモデルに描いた『幸福な職場』(2009年)は、2017年にテレビ朝日、エイベックス・エンターテイメント、クオーレの共催で再演。2012年、東日本大震災後の福島県小名浜にある風俗街を舞台に描いた『泡』を上演。翌年、福島中央テレビ主催で福島4都市ツアー公演を行う。沖縄基地問題、東京大空襲など社会的題材を人情喜劇のタッチで描くことに定評がある。放送作家としてラジオ番組『STEP ONE』『JUMP OVER』『ONE MORNING』などを担当。ドキュメンタリー映画『わたしは分断を許さない』では脚本を担当。
浦島茂世 Moyo Urashima
美術ライター。大学で美学美術史を専攻し、制作会社勤務を経てフリーランスに。時間を見つけては美術館やギャラリーへ足を運び、国内外の旅行先でも美術館を訪ね歩く。著書に『東京のちいさな美術館めぐり』、『企画展だけじゃもったいない 日本の美術館めぐり』『猫と藤田嗣治』など。文化庁文化審議会博物館部会委員を務めるほか、講演やカルチャーセンターでの美術講座講師など、美術の楽しさを伝える活動を精力的に行っている。
 
小野美由紀 Miyuki Ono
小説家・SFプロトタイパー。1985年東京生まれ。著書に銭湯を舞台にした青春小説『メゾン刻の湯』(ポプラ社)『人生に疲れたらスペイン巡礼』(光文社)『傷口から人生。メンヘラが就活して失敗したら生きるのが面白くなった』(幻冬舎文庫)絵本『ひかりのりゅう』(絵本塾出版)など。2020年4月に刊行された”女性がセックス後に男性を食べないと妊娠できない世界になったら?”を描いた恋愛SF小説『ピュア』は、早川書房のnoteに掲載直後から話題となり20万PV超を獲得。WEB媒体・紙媒体の両方で執筆活動を続けながら、SFプロトタイパーとしてWIREDの主催する「Sci-Fiプロトタイピング研究所」の事業にも参加。オンラインサロン「書く私を育てるクリエイティブ・ライティングスクール」主催。
山澤香奈 Kana Yamazawa
1983年愛媛県生まれ、愛媛県松山市在住。愛媛県立博多高校在学中、第三回俳句甲子園に出場し優勝。現在、子どもや学校の保護者向けの句会、月刊誌の編集、旅行者向けの俳句作り案内などを行う。NPO法人俳句甲子園実行委員会所属。現代俳句協会青年部、俳句集団いつき組組員。
名称
みんなの道後温泉活性化プロジェクト
道後オンセナート2022
マチコトバ
会期
2022年4月28日(木)- 2023年2月26日(日)
場所
道後温泉地区
主催
みんなの道後温泉 活性化プロジェクト実行委員会



公式サイト

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