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Spiral Fortune Scope, February 2021

2021.02.01 − 02.28
Illustration Asami Hattori

──料理を一層引き立たせる盛り付けのコツ

自宅で食事を楽しむことが増え、食卓を彩る器やカトラリーの出番も多くなりました。自炊したものはもちろん、お取り寄せやテイクアウトのお料理をお気に入りの器に盛り付ければ、食事の時間は一層豊かに楽しくなりますね。
今回は、フレンチ料理のシェフが料理を一層引き立たせる盛り付けのコツをお教えします。


■大きなお皿を使って
重量感を感じられる肉や魚料理のメインは、大きめのお皿に盛り付けると美しく仕上がります。お料理とのバランスを取るように、お皿の余白を生かして、中心に高さを作ることを意識するとメインディッシュらしい安定感のある盛り付けができます。フラットなプレートはもちろん、鉢のような器でも中心を意識するだけで本格的な雰囲気に。

■いくつかのお皿を組み合わせて
少し上級者のテクニックとして、小さなグラスやぐい呑み、豆皿などとフラットで大きめのお皿と組み合わせるのもおすすめ。野菜を中心に魚介類やパテなどと組み合わせて盛り付ける前菜では、盛り付けるお皿の奥に高さを作るように意識をすると美しくまとまります。少し高さのある器と組み合わせれば、奥行きのある本格的な盛り付けも可能に。

■和食器
実はさまざまな料理と相性のいい和食器。前菜やメインはもちろん、色や質感など和食器ならではの持ち味と組み合わせてみるのもおすすめ。食事の最後を彩るデザートは、華やかで楽しい雰囲気を感じられる和食器を用いるのもおすすめ。盛り付けはティータイムのケーキとは違い、こぶりなものをいくつか配置し、季節のフルーツをあしらえば一層華やかで楽しいイメージに。

盛り付けの上達は、基本を抑えながら経験と感性を磨くことが大切。
毎日の食卓でさまざまな挑戦をしてみるのはいかがでしょう?


🍴フレンチのシェフが伝授する、2月におすすめのレシピ🍷

19時のレシピ──旬の野菜のジュレ 花畑風/牛スネ肉の赤ワイン煮
https://www.spiral.co.jp/topics/food/recipe_0201



監修:Restaurant Lounge Uncle Hat(Spiral 8F)
日本の旬の食材をふんだんに取りいれた本格的なフランス料理をお楽しみいただけるレストラン。

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