Index


撮影:鈴木智哉
これはなんだろう?この色はなにを表しているのだろう?
アート作品をみる時、こどもたちは作品の発するエネルギーや表現を素直に、時に大人たちの想像を超えた感覚で受け取ります。
けれど、それを言葉にして伝えるのは苦手…勇気を出して伝えてみると新しい発見や、自己表現のきっかけが生まれるかも。
正解のない問いについてグループで考える哲学対話を社会の中で実践的に活用するためのスキルやプログラムを提供するNPO法人アーダコーダのファシリテーションを通じ、マリタの作品を見ながら、子どもたちと一緒に話し、考えます。
「きれい」「すごい」といった作品鑑賞を一歩踏み越えて、作品をきっかけに、自分の考えを言葉にし、他者と共有する楽しみを体験してみませんか?
開催概要
マリタ・リウリア展で『こども哲学』しよう!
マリタ・リウリア展関連イベント
会期
2019年1月14日(月・祝) 14:00 – 15:00(13:45受付)
会場
スパイラルガーデン(スパイラル 1F)
定員
10名
対象
小学生
参加費
無料
開催レポート




展覧会関連企画「マリタ・リウリア展で『こども哲学』しよう!」を開催しました。
当日は小学1年生から3年生の10名にご参加いただきました。
ファシリテーターの井尻さんと一緒に会場を一周りした後に、会期中にライブペインティングで制作が進んでいる、新作の≪Tokyo Series≫をみながら、輪になって哲学対話を開始。
「何に見えるかな?」という一つの問いに、こどもたちが自由に考えます。
一つの作品に対して、街並みや文字、宇宙の星などさまざまな答えができてました。
自分が感じたことだけでなく、隣にいる子の言葉に耳を傾けて考えてみることで、単なる作品鑑賞ではなく、マリタ・リウリアの作品が与える印象を内省して考えるきっかけにもなったようです。
最後に会場でマリタからのメッセージが綴られたおみくじをひいて、親御さんたちと会話をはずませる姿が印象的なワークショップとなりました。
NPO法人こども哲学・おとな哲学
アーダコーダ
深く楽しく役に立つ、思考の時間を提供するNPO。人々が考え方の違いや自らの変化を受け入れ、自らの意見を臆することなく伝え、自由な発想で対話できる社会をつくることを目指し、「哲学対話」や「こどもの哲学」に関する講座やイベントを実施。
The English on this site is automatically translated.