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Instagram AR Effect《kirie_tanakamacoto》
「生活とアートの融合」をテーマに活動するスパイラルでは、この度、アート作品をより身近に楽しめるよう、アーティストとコラボレーションをして、インスタグラムで利用できるARエフェクトを公開していきます。
第一弾のコラボレーションアーティストは、レシートや書籍に印字された言葉を残しながら形を切り抜いたり、写真を切り抜くことで、媒体のもつ意味と切り抜かれた形を関連づける独自のスタイルで活動する切り絵作家、タナカマコト。
ARエフェクト《kirie_tanakamacoto》は、2020年3月に発行したスパイラルの広報紙Spiral Paperのために、Spiral Paper創刊号(1985年発行)をタナカマコトが切り絵として新たに生まれ変わらせた作品をモチーフにつくられました。Spiral Paper創刊号に掲載された、ミュージカル「マック ザ ナイフ」の公演情報。一面に大きく登場する主人公、暗黒街のボス・マックの肖像がタナカマコトの手にかかり、まるで陽気なおじさんに変身しました。くるりと丸まった髭、帽子から出てくる鳥、口から出る可愛らしい煙など細かな要素まで忠実にARで再現し、あなたの顔にも陽気なマックの表情が出現します。どんな顔もハッピーにしてしまう、そんな魔法のAR、切り絵ならではの繊細な表現も合わせてお楽しみください。
本プロジェクトのARインタラクションデザインワークは、慶應義塾大学メディアデザイン研究科Play Project AR/T Group*が手がけています。
*ARエフェクト
ARとは「Augmented Reality」の略で、一般的に「拡張現実」と訳されます。スマートフォンなどを利用し、実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで、目の前にある世界を仮想的に拡張し、私たちの日常に新たな景色を創出します。
*慶應義塾大学メディアデザイン研究科Play Project AR/T Group
AR/Tプロジェクトでは、特に公共空間におけるARを利⽤した新しいアート体験を研究しています。アートをAR空間に持ち込むことで、誰もがアートを気軽に所有することができます。これまでは限られたプロフェッショナルやコレクターを通して受動的に鑑賞してきたアートが、さまざまな⼈がより⾝近な存在として楽しむためのものになるような未来を⽬指しています。


Spiral Paper 創刊号 アートワーク Photo : Saori Tao
Special campaign
タナカマコトのARエフェクト《kirie_tanakamacoto》を使って撮った写真や動画を
@spiral_jp
を付けてインスタグラム ストーリーズに投稿してくださった方の中から抽選で1名様に、ご希望の写真(ハガキサイズ)にタナカマコトがオリジナルの切り絵のアートワークを施してプレゼントします。
キャンペーン期間:2020年4月9日 – 5月31日
抽選結果は、インスタグラムのダイレクトメッセージよりお知らせさせていただきます。


タナカマコト tanaka macoto
1982年生まれ。2006年東京工芸大学芸術学部映像学科卒業。下書きなしのフリーハンドで切り絵を制作、レシートや書籍に印字された言葉を残しながら形を切り抜いたり、写真を切り抜くことで、媒体のもつ意味と切り抜かれた形を関連づける独自のスタイルで活躍する。
主な受賞に、「SICF20」EXHIBITIONグランプリ、「汐博2010」シオサイト賞。主な個展に、「切りひらひらく」(2020年、スパイラル、東京)、「変身-henshin-」(2018年、サンシャイン展望台 SKY CIRCUS、東京)。そのほか、ナオト・インティライミ《しおり》ミュージックビデオ制作(2018年)、ニトリTVコマーシャル(X’mas篇)制作(2014年)、MAJOLICA MAJORCA10周年記念スペシャルムービー制作(2013年)など、さまざまな場面で活躍の場を拡げている。
開催概要
タナカマコト展 「タダのカミ様」
会期
2020年4月13日(月)– 28日(火)11:00 – 20:00
会場
Entrance(Spiral 1F)
※現在、MINA-TOより名称変更しました。
お問い合わせ先
03-3498-4015(スパイラル代表)


(左)表紙 (右)ポスター面 : タナカマコト Spiral Paper 創刊号 アートワーク Photo : Saori Tao
Spiral Paper no.152
スパイラルの広報紙「Spiral Paper」では、2019年11月発行号から2020年秋発行号まで4回にわたり、スパイラル創立35周年特集を組んでいます。3月30日発行の特集2号目となるno.152では、「スパイラルとインキュベーション」をテーマに、若手作家の発掘・育成・支援といったインキュベーションを目的とするアートフェスティバル「SICF」に13回にわたって審査員を務めた、森美術館特別顧問、南條史生による寄稿文を掲載しています。ポスター面のアートワークはSICF20のグランプリアーティスト、タナカマコトが手がけています。
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