障害のある方をはじめとする市民と、アーティストなどの多様な分野のプロフェッショナルとの協働により、新たな芸術表現を創造・発信する国際芸術展。「アートの力で、人々の出会いと協働の機会を創出し、障害の有無を超え、誰もが居場所と役割を実感できる地域社会を実現すること」を目的に、現代アートの国際展『横浜トリエンナーレ』と対をなす“もうひとつ(パラ)”のトリエンナーレとして、3年に1度開催してきました。過去2回開催してきた実績をもとに、2020年は、オンライン会場とリアル会場を融合させながら、これまでに積み重ねてきた創作とパフォーマー/支援人材育成の集大成を披露するとともに、パラトリエンナーレを通じて蓄積してきたノウハウや実績をアート・福祉・まちづくりなどの角度から共有しつつ、「アートを通じて、多様な人々の出会いと協働の機会を創出し、誰もが居場所と役割を実感できる場」を、地域や日常にも展開していくことをめざしました。スパイラルは、NPO法人スローレーベルを軸に、活動趣旨に賛同したアーティストとともに実行委員会を形成しています。