特別トーク モードとアートの出会い:アール・デコ時代のパリに花開いた装いの革新
「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」展関連企画
Index
ツィママン(テキスタイル・デザイン:ラウル・デュフィ)
デイ・ドレス(部分) 1922年頃
©The Kyoto Costume Institute
ツィママン(テキスタイル・デザイン:ラウル・デュフィ)
デイ・ドレス 1922年頃
©The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama
ポール・ポワレ(テキスタイル・デザイン:ラウル・デュフィ)
イヴニング・ケープ 1925年
©The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama
マドレーヌ・ヴィオネ(テキスタイル・デザイン:ジャン・デュナン)
イヴニング・コート 1925年頃
©The Kyoto Costume Institute, photo by Masayuki Hayashi
ソニア・ドローネー
コート 1925年頃
©The Kyoto Costume Institute, photo by Takashi Hatakeyama
ソニア・ドローネー
『ソニア・ドローネー:絵画・オブジェ・同時的生地・モード』より 1925年
©The Kyoto Costume Institute
スパイラルでは、三菱一号館美術館で開催中の「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」展の関連企画として、京都服飾文化研究財団(KCI)キュレーターで本展企画・監修者の筒井直子氏をお迎えして、「モードとアートの出会い:アール・デコ時代のパリに花開いた装いの革新」についてお話しいただきます。
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今から100年前のパリ—。
女性たちの装いがシンプルなスタイルになったこの時代、モードとアートの出会いが新たな美の世界を切り開きました。デザイナーたちは画家や工芸家と手を取り合い、芸術性と装飾性が融合した革新的なモードを生み出します。
画家ラウル・デュフィの斬新なテキスタイルを採用したポール・ポワレやツィママン、工芸家ジャン・デュナンによる日本風の柄をコートにしたマドレーヌ・ヴィオネ、自身の絵画理論を服飾作品にも応用した画家ソニア・ドローネーらの挑戦が、現代ファッションのひとつの原点を作り出しました。
本講演では、そんな100年前の“モードとアートの幸福な出会い”の歴史をひもとき、デザインがどのように時代を変えたのかを探ります。
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展覧会とともに、アール・デコ時代のモードとアートの関わりについて学んでいただく機会として、みなさまのご来場をお待ちしております。
開催概要
「モードとアートの出会い:アール・デコ時代のパリに花開いた装いの革新」
日時
2025年12月6日(土)14:00 – 16:00(開場 13:30)
会場
スパイラルルーム(スパイラル 9F)
料金
一般 3,000円、学生 2,000円(受付時、学生証をご提示ください)
チケット販売
peatix(外部リンクに飛びます)
特典
「アール・デコとモード 京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」のチケット100円割引券をプレゼント
企画
公益財団法人 京都服飾文化研究財団
協力
スパイラル/株式会社ワコールアートセンター
「アール・デコとモード」展会場風景(三菱一号館美術館)
©The Kyoto Costume Institute
「アール・デコとモード
京都服飾文化研究財団(KCI)コレクションを中心に」
1920年代を中心に世界を席巻した装飾様式「アール・デコ」。
生活デザイン全般におよんだその様式は、「モード」すなわち流行の服飾にも現れました。ポワレやランバン、シャネルなどパリ屈指のメゾンが生み出すドレスには、アール・デコ特有の幾何学的で直線的なデザインや細やかな装飾が散りばめられています。それは古い慣習から解放され、活動的で自由な女性たちが好む新しく現代的なスタイルでした。
2025年は、パリで開催され、「モード」が中心的な主題のひとつであった装飾芸術の博覧会、通称アール・デコ博覧会から100年目にあたります。
この記念の年に、世界的な服飾コレクションを誇る京都服飾文化研究財団(KCI)が収集してきたアール・デコ期の服飾作品と資料類約200点に、国内外の美術館・博物館や個人所蔵の絵画、版画、工芸品などを加え合計約310点により、現代にも影響を与え続ける100年前の「モード」を紐解きます。
会期
2025年10月11日(土)– 2026年1月25日(日)
開館時間
10:00 – 18:00
[1/2を除く金曜日と会期最終週平日、第2水曜日は20:00まで]
※入館は閉館の30分前まで
会場
三菱一号館美術館
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