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城蛍(左上・右下) Photo:「mizusai」
林可奈葉(右上・左下)
Spiral Art Gallery 名古屋松坂屋では、8月5日(水)から9月1日(火)まで愛知県出身のアーティスト、城蛍と林可奈葉の作品をご紹介する展覧会「フルーツカット」を開催いたします。
フルーツは、鮮やかな外見によって私たちを魅了する一方で、断面には生々しい質感や身体性を想起させる要素が潜んでいます。「装飾的で堅牢な外皮」と、「切断されたときに露わになる瑞々しくも繊細で、ときにグロテスクさすら感じさせる内部」の二面性。
本展では、果実の断面のように、外からは見えない内部を切り開き、そこに宿る繊細さや不確かさを問います。
城蛍は、 負の感情や違和感を抱えることで生まれる歪みに着目しています。作品は負の歪みを受けた半立体的な異形でありながら、優しさや静けさ、穏やかな雰囲気をまとっています。 負の感覚を否定するのではなく、受け入れ浄化していく過程として表現されています。
林可奈葉は、 記憶や感情といった目に見えないものを、絵画の中に痕跡として表しています。画面を覆うきらめく構造は、光を完全に遮れない身体感覚から生まれ、内と外の境界の曖昧さを示しています。また、不安や揺らぎは装飾として現れ、意識を守るための「武装」として機能しています。
私たちが日常の中で覆い隠している感情や違和感に静かに光を当てる作品を、是非ご覧ください。
Artist Statement
負を抱えること、違和感を持ち続けること。私の考えでは、それは物体に無理をさせ、歪みを生じさせます。だからこそ、結果として絵画は大きく変形し、半立体の奇形へと変態します。しかし、私は、そこに優しさ、静けさ、穏やかさといった装いを与えることで、負の光景に安らぎをもたらします。そうすることによって、否定されがちな負という存在を、私たちは肯定することができるのかもしれません。
ー城蛍
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自分が存在すること、記憶や感情を形として得ることはできないけれど存在していたことなどを確かめるように制作しています。画面を覆うような構造は、日を瞑って意識に集中しようとしても、外界からの光を完全に遮断することはできなかったという気づきに基づいています。また、自分の思っていることを表に出すというのは、他者からどう思われるかなどの不安が付きまといます。なので、その意識を守るように装飾で武装をさせています。
ー林可奈葉
開催概要
フルーツカット
城蛍・林可奈葉
会期
2026.08.05 (wed) - 09.01 (tue) 10:00 - 20:00
最終日は展示入れ替えのため18:00まで
定休日
会期中無休
会場
Spiral Art Gallery 名古屋松坂屋 (本館4F CENTRAL STAGE)
城蛍 | Hotaru Tachi
1996年 愛知県生まれ
■主な個展
2020年「淡く目映く」Gallery Camellia / 東京
2020年 「あじさいと沐浴」MAKII MASARU FINE ARTS / 東京
2021年「海に食べられる」MAKII MASARU FINE ARTS / 東京
2021年「デフォルマシオンの庭」長亭ギャラリー / 東京
2023年 「食卓にて孕む」biscuit gallery karuizawa / 長野
2024年 「ハローグッドバイ」OIL by 美術手帖 / 東京
■主なグループ展
2020年 「絵画の河岸」TRiCERA MUSEUM / 東京2021 「SLANGS」WHAT CAFE / 東京
2021年 「”Ampersand”旧图像世的挽歌」東京画廊+BTAP / 北京
2022年 「ART TAICHUNG」333GALLERY / 台湾
2024年 「Uncarved Block, Unbleached Silk」Coningsby Gallery / London
2024年 「Entropy」4 Princelet Street / London
2024年 「Scotopia」CABIN / New York
2025年 「実在のエスチュアリ」水犀 / 東京
林可奈葉 | Kanaha Hayashi
2022年 愛知県立芸術大学美術学部油画専攻 卒業
2024年 愛知県立芸術大学大学院美術研究科(博士前期)美術専攻 油画・版画領域 修了
■主な展示
「絆創膏」(愛知、Gallery café bruna、2025)
「まちNAF2025 ながくてアートフェスティバル 」 (愛知、リニモテラス、2025)
「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2025」(京都、京都国立博物館 明治古都館、2025)
「Beyond A and Z」(愛知、アートラボあいち、2024)
「FREE FLOW」 (東京、SUNDAY CAFE AND RESTAURANT、2024)
The English on this site is automatically translated.





























