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若手アーティストによる1GBをテーマにしたグループ展を開催!
データの容量の単位を表すGB(ギガバイト)は、私たちの生活にも大きく関わっています。今回その単位から”1GB”を共通言語として設定。デジタル時代においては不自由と言えるほど少ない容量をあえて設定することで、いま私たちが感じている心理的・物理的な制限とリンクさせ、アーティストのフィルターを通すことで、これまで価値の置かれていた量的な考え方を見直すきっかけとなることを期待します。
さらに、多くの展覧会やイベントがオンライン上へと流れ出てしまっているなかで会場に足を運ぶことで身体性をもったリアルな感覚も取り戻すことと同時に、出展する若手のアーティストがそれぞれの角度から捉えた世界を表現し、これからの世界に新たな突破口を見いだすための実験的な試みでもあります。
開催概要
1GB
会期
2020.9.12 (土)-13 (日) 11:00-20:00
会場
スパイラルホール(スパイラル 3F)
入場料
一般500円 (学生無料 *要学生証提示)
Peatixにて発売https://spiral1gb.peatix.com/
(要事前申し込み、日時指定制)主催
株式会社ワコールアートセンター
企画制作
スパイラル
■ 麻烦代理社(マフェンダイリシャ|Trouble Agency
TOCHKA、Xinxin Liu、Kaoru Furuko、Takashi Uchidaで構成されるアニメーション集団。中国、日本、アメリカ、スロバキアなど異なる拠点からリモートでコラボレーションし制作する。3D、ストップモーション、カットアウト、ライトドローイング、ペインティング、など各作家それぞれの持ち味や得意とする技術で表現し、互いにフィードバックを求め合い刺激し合い、新たなテクノロジーとの融合も追求しながらの共同制作を行う。
今回展示する作品の一部は「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う京都市⽂化芸術活動緊急奨励⾦」 により制作しております。


板垣 竜馬|Ryoma Itagaki
1996年神奈川県生まれ。東京芸術大学彫刻科大学院 在籍。現代社会に混在し、曖昧になってきているデジタルとアナログまた仮想現実と現実の境界線を探し現代におけるリアルを模索した作品を様々なメディアを用い製作する。


尾崎 藍|Ai Ozaki
1991年埼玉県生まれ。2017年東京造形大学造形学部絵画専攻領域卒業、2018年NPO法人アーツイニシアティブトウキョウ(AIT)と文化庁主催のアーティストプラクティス2017終了。主な展示に、2019年 「群馬青年ビエンナーレ 2019」群馬県立近代美術館、2018年 「明け方の計略」駒込倉庫、東京、2017年 「ヒュ、ヒューマンネーチャー」Art Center Ongoing、東京など。


カタナカ ナオト|NAOTO KATANAKA
フォトグラファー / ビデオグラファー / VJ など。
NAKED Inc.にてテクニカルディレクターを務める。
フレームの内と外、アナログとデジタル、実写とモーショングラフィック、
異なる世界を行き来し新たな表現を追求する。


川崎 龍|Ryo Kawasaki
東京藝術大学在学中より映像や舞台作品への音楽提供を行なっている。
近年では『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』『将国のアルタイル』
などのTV アニメの劇伴楽曲を多く手掛ける一方、アートワークとしてのソロプロジェクト『Lithographs』を主宰し、エクスペリメンタルな語法を探究した楽曲を発表している。


小山 渉|Wataru Koyama
1992年東京都生まれ、2016年東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻卒業。2018年geidaiRAM2 2018年度研修生。
社会に存在する様々な人間の想像力を起点に、意識の下に眠る人間の感情/精神について作品制作を行う。
近年の主な活動として、個展『Untouchable』(2019年,北千住BUoY,東京)、グループ展『EDITION BOX -VIDEO WORKS as MATERIAL-』(2020年,HIGURE17-15cas,東京)、『作品を”飾る”#1 』(2018年,相模原スーパーオープンスタジオ,東京)、『Escape』(2018年,Art Center Ongoing,東京)。
他にパフォーマンス『Phantasma』(2019年,blan Class,神奈川)、上映『RAM PRACTICE -ポストドキュメンタリーをめぐって』(2019年,渋谷ユーロライブ,東京)等。


斎藤 英理|Eri Saito
1991年福島県生まれ。2015年和光大学表現学部芸術学科卒業。
記憶や認識など目に見えない不確かな動態をモチーフに、写真や映像メディアを用いて制作を行う。
主な展覧会に「南総金谷藝術特区」金谷アーティストインレジデンス(千葉, 2017)、個展「someone’s missing」art space kimura ASK?(東京, 2016)など。近年のスクリーニングには「Zeitgenössische experimentelle Videokunst aus Japan」Das Japanische Haus e. V.(ライプツィヒ, 2020)、「Cine Experimental de Japón」Kino Palais(ブエノスアイレス, 2019)、「海に浮かぶ映画館」(神奈川, 2019)などが挙げられる。


日原 聖子|Seiko Hihara
1992年生まれ。人とのやりとりの中に生まれてくる痕跡や共感・共有について、オブジェクトやパフォーマンスを介し思考する。2018年プラハ美術アカデミー修了、ヨゼフ・フラーフカ賞受賞(ヨゼフ・フラーフカ・ズデニェク・フラーフカ財団)。2017年第4回CAF賞入選。2020年第13回岡県新進美術家育成「I氏賞」奨励賞受賞。2019年より東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程在籍。


柳澤 佑磨|Yuma Yanagisawa
柳澤佑磨はクリエイティブコンピューテーションを探求するアーティスト。インタラクティブインスタレーション・VRフィルムといったリアルタイム描画を用いた作品を制作する。彼の現在の創作の中心には、コンピュータコードで生成されたイラストレーション、フォトリアリスティックなヴィジュアライゼーション、視覚芸術における両者の関連性がある。


Nimuё|二ミュ
ニミュは、東京都在住の中国人作家です。北京の中央美術学院を卒業後、ニューヨークに渡り、ニューヨーク・アカデミー・オブ・アート大学院を卒業しました。 2012年ニューヨークのFuseギャラリーでの個展デビュー「Refracted Beings」以降、 北京798アート・ディストリクトにあるMOUアート・ギャラリーでの個展「 Iro Iro」(2015)「The Wound of The Bond」(2016)「If You Ask Me」(2017)など多くの展覧会を開催。 作品は、White Rabbit Museum collection(シドニー/オーストラリア) やScope Basel(スイス)、Masur Museum(ロスアンゼルス)、Urban Art and Media Organization (ドイツ)、Jack the Pelican Presents、Limner Gallery、Sloan Fine Art(すべてニューヨーク)など世界中で発表されています。
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