山口小夜子『この三日月の夜に』 展
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撮影:横須賀功光
KODANSHA presents
衝撃のパリコレデビューから50年
いまよみがえる伝説のモデル 山口小夜子
『この三日月の夜に』展
1970年代はじめにパリでコレクション・モデルとしてデビューし、
一世を風靡したトップモデル・山口小夜子。
黒髪・おかっぱというスタイルを貫き、「小夜子マネキン」が世界のショーウィンドウを飾った。
いまも各地で回顧展が開かれる伝説の存在が残した言葉を集めた書籍『この三日月の夜に』(講談社)の刊行を記念して、写真家・横須賀功光の撮影した往年の山口小夜子の写真などを展示致します。
開催概要
『この三日月の夜に』(講談社)山口小夜子展
会期
2024年7月2日(火) – 7月7日(日) 11:00 – 20:00
*7月2日(火)のみ14:00展示開始予定会場
スパイラルガーデン(スパイラル 1F)
東京都港区南青山5-6-23入場料
無料
主催
株式会社講談社
協力
株式会社 オフィスマイティー
株式会社クリップTMS クリエイティブ
株式会社フレームマン
株式会社堀内カラー
AKIO NAGASAWA GALLERY |山海塾
Photograph works|横須賀 功光 Noriaki Yokosuka
Lighting|MGS照明設計事務所
Space Design/Art Direction|横須賀安理お問い合わせ先
株式会社講談社 担当:浅川
03-5395-3522
t-asakawa@kodansha.co.jp
山口小夜子
横浜市出身。
幼いころからファッションに強い興味を示し、高校卒業後杉野学園ドレスメーカー女学院に学ぶ。170センチの長身とスタイルの良さから、
ファッションモデルになるよう勧められる。
1970年代はじめからモデルとしての活動を始め、瞬く間に世界のトップモデルへの道を駆け上がる。山本寛斎、髙田賢三、三宅一生ら日本人デザイナーのほか、イヴ・サンローラン、クロード・モンタナ、ティエリー・ミュグレー、ジャン・ポール=ゴルチエなどトップデザイナーの「ミューズ」として数々のショーに出演。アメリカのロックバンド、スティーリー・ダンの名盤『彩(エイジャ)』のジャケットを飾るなど、世界に知られる存在となった。
また、パフォーマーとして寺山修司作品や山海塾との共演など多数の舞台に出演した。創作舞踊家・勅使川原三郎と共演し、ダンサーとして印象的な舞台をつくり上げた。舞台衣裳やアクセサリーを自らデザインするなど、表現者として多面的な才能を示した。
2007年8月、急性肺炎で急逝。