伝統的な工芸や玩具をベースとしながら、キャッチーで独創性のある玩具を制作する<tegoto>。
一見カラフルで可愛らしいマトリョーシカ風の入れ子玩具は、 世界のさまざまな統計を可視化することをテーマとし、ひとつひとつデザイナー自身の手により制作されています。

作品の出発点は常に、「世界はどのようにできているのか？」という問いです。知恵、自然科学、日々の儀式など、人が世界を理解・表現してきた軌跡を、現代の造形として再構築しています。

NESTシリーズ、宇宙を表したモビール、郷土玩具をmixしたharikoシリーズなど、アート・クラフト・哲学の境界で揺れ動く“思考のオブジェ”はそれぞれ違うテーマを持ちますが、全てが並ぶことにより視えてくる世界を表現しています。

今まで制作してきたアイテムを、新作を含め展示を致します。人の手を通して概念の記憶を形にした、世界の「見えない構造」を是非ご覧ください。