社員インタビュー Hさん
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スタッフの仕事と想いを深掘りするインタビュー
今回は、スパイラル 商品課 課長・バイヤーとして活躍するHさんにお話を伺いました。
新卒で入社後、販売部から商品部などの経験を経て、
今では東京・青山で開催される公募型アートフェスティバル「SICF」MARKET部門の審査員も務めています。
キャリアを築きながら子育てにも向き合ってきたHさん。
これまでの歩みや仕事への想い、そして長く働き続けるための工夫について伺いました。
【プロフィール】Hさん
東京都出身。現在SPIRAL勤務22年目。
大学では建築デザインを学んだ後、2005年にスパイラルに入社。
Spiral Market KITTE丸の内店 ならびに青山店の店長、バイヤー、オンラインストア担当チーフなどを経て現職。店舗統括、新規出店などの経験を活かし、ヨーロッパを中心とした海外バイリングのほか、オリジナル商品を企画開発するなどのMD業務に携わる。
趣味は、東海道の旅です。五十三次、日本橋から京都をめざし、家族で少しずつ散歩をしています。
ースパイラルで働くことになったきっかけや理由があれば教えてください
大学では建築デザインを学んでいました。当時の教授から言われた、「家をデザインするにも、まずは自分が持っているものを計測することから始まる。家をつくることは、持っている食器や家具を知ることから始まる」という言葉が印象的で。その頃から私は、「家」や「内装」といった大きなものをつくるのではなく、身近にあるものから生活を豊かにしたいと考えるようになりました。そんな時、スパイラルに入社した先輩からイベントスタッフのアルバイトに誘われたことがきっかけで。実際に働く中で、「生活とアートの融合」を掲げるスパイラルの考え方に共感し、自分の価値観とも重なると感じたため、入社したいと思いました。
ー現在の業務内容を教えてください
現在は商品部で課長を務めています。商品部の役割は、スパイラルが運営する店舗の商品を管理し、支えることです。
商品を見つけて仕入れを行い、各店舗へ届けるまでの業務を担っています。また、スパイラルオリジナルグッズの企画・開発も行っています。部署には、時短勤務中のスタッフやご家族の介護をしながら働くスタッフ、育休から復帰したばかりのスタッフなど、さまざまな働き方をしているメンバーがいます。そのため、ひとり一人の状況や話を聞きながら、働きやすい体制づくりに取り組むよう心がけています。
ーバイヤーの教育もお仕事のひとつですよね。個人の趣味嗜好に偏らないようにバイヤーを育てるポイントはありますか?
そこはやはり難しいところですね。ただ、最終的に頼りになるのは、自分自身が「良い」と感じる感性でもあります。だからこそ、その感性は大切にしながら、「売れるかどうか」「お店に合っているか」といった視点を少しずつ身につけてもらえるようにしています。一人前のバイヤーに育つまでには、どうしても時間がかかりますね。
ー販売部の店舗運営課と商品部の業務の違いはなんですか?
店舗運営課は、売り場づくりや販売に注力する部署です。お客様と関わりながら、どのように接客するのか、どう商品を見せると魅力的に伝わるのかを考えながら店舗運営を行っています。
一方の商品部は、どのような商品を仕入れるのか、いつ、どの程度の数量をどの店舗へ配置するのかを考え、組み立てていく部署です。商品部だけで進めるのではなく、店舗からの要望や現場の声も取り入れながら連携してお店づくりを行っています。
ー現在の部署の雰囲気を教えてください
業務中はそれぞれが集中して作業に取り組んでいますが、人柄としては穏やかなメンバーが多いですね。女性が多い部署で男性は少ないのですが、性別に関係なく、細やかな気配りができる人が多いと感じています。
ー子育てと仕事はどのように両立されていますか?
スパイラルには、アート事業部とプロデュース部という部署に女性の部長がいて、そのおふたりが道をつくってきてくださったことがとても大きいです。身近にそういう先輩方がいてくれたので、「子育てをしながらでも働き続けられる」というイメージを持つことができました。
現在、6時間の時短勤務で働いているのですが、限られた時間の中で働くため、いかに効率よく仕事を進めるかを、意識しています。とはいえ、たくさんの人が関わるチームで仕事をしているそのため、ひとりの力だけでは難しいこともあります。時に迷惑をかけたり、支えてもらったり、助け合いながら働いています。
ー産休、育休を取る際、不安だったことはありますか?
先ほどお話ししたように、すでに活躍されている先輩方がいたので、実は大きな不安はありませんでした。初めて産休・育休を取得した際には、当時の上司が四半期に一度、面談を兼ねたランチの機会を設けてくださり、会社の変化やメンバーの状況を教えていただき、とてもあたたかいサポートだったと感じています。
ー実際に復職してみて、大変だったことはありますか。
復職直後は、6時間勤務という働き方に慣れるまで苦労しました。また、復帰したタイミングがコロナ禍と重なり、オンライン事業の拡大に携わり、とても忙しかったですね。
ー「スパイラルで働いていてよかった」と感じたエピソードがあれば教えてください。
新卒で入社してから20年以上働き続けられているのは、本当に人に恵まれ、周囲に支えていただいたおかげだと思っています。
あとは、好きなものに囲まれて働いていることも大きい気がします。入社当初から、「身近なものを通して暮らしを豊かにする仕事がしたい」という思いはありました。ただ一方で、「これだけは絶対にやりたい」「これができなければ辞める」という強いこだわりがあったわけではありません。だからこそ、さまざまなことに柔軟に挑戦できたのだと思います。新店舗の立ち上げもオンライン事業の拡大も、当時は本当に大変でしたが、今振り返ると貴重な経験だったと感じています。
ー今後の目標や展望は何ですか?
私は、先輩方が築いてくださった環境の中で働いてきました。
だからこそ、今後は自分自身も次の世代のために、より働きやすい環境をつくっていきたいと思っています。ライフステージが変化しても安心して働き続けられることは、部署としても大切にしていることです。
育休から復職した当時、上司から「家族やお子さんとの絆を大切にしてほしい」と言っていただいたことがありました。とてもあたたかい言葉で、今でも印象に残っています。私自身も、そんな文化をこれからにつないでいきたいと思っています。
ー今後子育てや結婚等を考えている人にメッセージなどがあれば教えてください
将来のことは、なかなか想像できなかったり、やってみないとわからないこともあると思います。私は「なんとかなる」と思ってやってきましたが、大きな目標だけを見るのではなく、小さな目標をひとつひとつ叶えたり、できることを積み重ねながら、前に進んでほしいですね。子どもが大きくなるのは本当にあっという間なので。大変な時期は、不安なこともたくさんあると思いますが、その時間をぜひ楽しんでほしいと思います。
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