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社員インタビュー Sさん、Eさん、Fさん

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スタッフの仕事と想いを深掘りするインタビュー

今回は、3人での対談形式でお届け。
メンバーは販売部チーフのSさん、事業企画部 課長代理のEさん、アート事業部チーフのFさんです。

それぞれ別の部署で働く3人は、入社9年目。業務内容をはじめ、スパイラルで働く魅力などを伺いました。

 

【プロフィール】Sさん

神奈川県出身。現在スパイラル勤務9年目。
ファッション系の専門学校(ファッションビジネス系)を卒業後、雑貨ブランドのショップ勤務を経て、入社。Spiral Market 青山店、銀座店、二子玉川店の店長に。育休後、現在はチーフを務める。
趣味は観葉植物を育てること。現在は20鉢以上の植物を庭で育てており、休日は枝の剪定に夢中になっている。

【プロフィール】Eさん

神奈川県出身。現在スパイラル勤務9年目。
美術大学で工芸を学んだ後、服飾系の専門学校を卒業。新卒で入社し、旧minato、エントランス(スパイラル 1F)の店長、Spiral Garden チーフを経て、現在は事業企画部 事業企画課 課長代理。
趣味は音楽。スパイラル創業当時に空間音楽を手がけたアンビエントミュージックの作曲家・尾島由郎さんのコレクションをコツコツと進めている。

【プロフィール】Fさん

佐賀県出身。アルバイトを含めて現在スパイラル勤務9年目。
武蔵野美術大学を卒業後、新卒で入社。Spiral Market 青山店、銀座店、エントランスを経て、現在はアート事業部 アート企画課 チーフを務める。
趣味はお茶。茶葉から丁寧に抽出した緑茶を楽しむことが好き。


 

ースパイラルで働くことになったきっかけや理由があれば教えてください

Sさん:「売れるものを売る」のではなく、こだわりを持ってセレクトされたブランドに携わりたいと考えていたところ、ちょうど、足を運んでいたSpiral Market が求人を出していると聞き、働くことにしました。

Eさん:もともと学生時代から、スパイラルの1階にあった「Spiral Records」によく足を運んでいました。学生時代に、親しくしていた教授にスパイラルホールのイベントへ連れて来てもらった時、建築空間がとても新鮮で、強く印象に残りました。私は1994年生まれで、ポストモダン建築やデザインに触れる機会があまりなかったこともあり、大きな衝撃を受けたんです。「この建築空間の中にいたい」と思い、その日のうちに採用ページを探しました(笑)。

 

Fさん:もともと美術に関わる仕事に就きたいと思っていました。大学時代は、「美術館」と「スパイラル」、自分にどちらが合っているのかを確かめるために、美術館でのインターンシップとスパイラルでのアルバイト、両方を経験しました。
美術館は保存・研究・展示・教育が主な役割です。一方でスパイラルは、アートを人々の暮らしの中へ届けることや、若手アーティストの発掘・育成・支援に力を入れています。そうした姿勢に共感して、自分によりフィットしていると感じて、スパイラルへの入社を決めました。


 

ー現在の業務内容を教えてください

Sさん:メインで担当しているのは、外部店舗の売り場分析やレイアウトの検討、MD(マーチャンダイジング)など販売戦略です。
また、包装紙やギフトボックスなど、店舗で使用する資材の企画にも携わっています。日々の業務では、各部署の担当者と連携しながら、より魅力的な売り場づくりを目指しています。

MD:商品のセレクトや数量、展開するタイミングなどを管理する業務

VMD:商品の魅力を視覚的に伝え、購買意欲を高める売り場づくりを行う業務

 

Eさん:新丸ビルおよび福岡ワンビルの新業態「Spiral Garden」における中長期的なマーケティングプランの策定を担当しています。それに伴うメニュー開発も行っています。
また、最近は親会社であるワコールの関連企業からストアディレクションの依頼を受けたりと、業務の幅も広くなっています。

Fさん:スパイラルが運営するギャラリースペースの展覧会企画を担当しています。アーティストの誘致からキュレーション、設営までを一貫して行っています。スパイラルの自主企画「SICF」では、EXHIBITION部門受賞者の展覧会を担当。1年程アーティストと伴走しながら、展示の実現に向け動いています。
また、スパイラルオリジナルで制作しているジークレー作品シリーズ「Spiral Print Collection」のディレクションも行っています。


 

ー現在の部署の雰囲気を教えてください

Sさん:販売部の雰囲気は店舗ごとのメンバーによって異なりますが、共通しているのは「穏やかさ」です。ただ、それは決して気が弱いという意味ではなく、芯の強さがあり、粘り強く仕事に向き合うメンバーが多いと感じますね。

 

Eさん:今年の4月に新設された部署ですが、メンバーそれぞれが専門性を持ち、目的意識を持って行動しています。お互いを尊重しながら支え合える、良い距離感のあるチームですね。
元パティシエで現在はメニュー開発に携わっているメンバーや、元販売部長など、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集まっていて、スパイラルがどのような価値を提供できるのか、それぞれの知見やリソースを共有しながら活発にディスカッションしています。

Fさん:アート事業部は、アート企画、イベント推進、制作運営など、さまざまな役割に分かれていますが、部署全体としては和気あいあいとした雰囲気です。共通しているのは、コミュニケーションを大切にしていることですかね。私たちの仕事は、多くの部署と連携し、協力し合うことで成り立っています。そのため、日頃から丁寧にコミュニケーションを取りながら仕事を進めているメンバーが多いと思います。


 

ーみなさま販売部を経験されていますが、店頭業務の内容を教えてください。

Sさん:Spiral Market でまず研修で、接客の基本である姿勢や商品の取り扱い方、レジ業務などを学びます。その後、徐々に各ジャンルの売り場担当や売り場分析を任されるようになり、早い方であれば入社から半年以内にイベントの担当を持つこともあります。

Spiral Market では、「ヒーリング」「ウェアリング」「イーティング」など、各ジャンルごとに担当者がいます。

Eさん:Spiral Market の研修は手厚いんですよ。まずは座学から始まり、POPの設置位置やラッピングのルールなどを学びます。「秘伝のタレの継ぎ足し」のように(笑)、40年以上培われてきた経験やノウハウがあるので、マニュアルも整備されているんですよね。


 

ースパイラルの接客の特徴があれば教えてください。

Sさん:
Spiral Market では、積極的に商品をおすすめするような接客ではなく、お客さまの様子を見ながら、作家さんや作品の背景をお伝えすることを大切にしています。
青山店は特に広い店舗なので、空間の中でお客さまの動きや興味に気づく力も自然と養われます。
また、お客さまに作品の背景をしっかりお伝えできるよう、イベント開催時にはブランドの方や作家さんから直接お話を伺う「勉強会」も積極的に行っています。

 

ースパイラル 1Fのエントランスの接客はいかがですか?

Eさん:エントランスは、ショップとギャラリーが融合した空間です。
Spiral Market との大きな違いは、作家さんが在廊されているので、作品に込められた思いや制作背景をより身近に感じられることです。その魅力をできるだけ多くのお客さまに伝えることを意識していました。スパイラルの玄関口という立地上、多くのお客さまが行き交う場所でもあるため、空間の見せ方にもこだわっています。
作家さんと一緒に展示空間の雰囲気づくりまで行うところが、エントランスならではの特徴だと思います。

Fさん:エントランスは「スパイラルの顔」と言われていて、そこで目にするものがスパイラル全体の印象につながると教えられてきました。だからこそ、自分たちで企画内容をしっかり精査し、スパイラルの「目利き」として作家さんにお声がけをしています。そして、作家さんと相談しながら、作品や空間をどのように魅せるかを常に考えることを大切にしていました。


 

ー現在の部署で、販売部の経験が活きていると思う瞬間があれば、具体的に教えてください。

Eさん:「お客様第一」の視点が今の仕事の根幹にあることですね。
最近は店頭に立つ機会は少なくなっていますが、それでも「お客様がどう感じるか」「何を求めているか」を常に考えられるのは、販売部での経験があったからこそだと思います。今の業務でも、お客様目線を大切にしながら仕事に取り組んでいます。

 

Fさん:Sさんもおっしゃっていたように、店頭でお客様と接する中で「気づく力」が培われたと感じています。展覧会を企画する際も、各店舗の特徴やお客様の動向、お客様の視点を意識しながら、その店舗にフィットする企画を提案するようにしています。


 

ー現在の業務のやりがいを教えてください。

Sさん:実は、何もしなくてもお店は回っていくんです。店頭でお客様と向き合っていると、一日があっという間に過ぎてしまいます。でも、何も行動しなければ何も変わらない。一方で、自分で考えたことを実行すると、成功でも失敗でも必ず結果が返ってきます。その結果を次につなげられるところが、この仕事の面白さだと思います。
今は、小さなことでも、部署を横断するような大きなことでも、まずは思いついたことを言葉にして、必要な人に相談することを大切にしています。施策がうまくいくと、お客様の反応が変わったり、売上につながったりする。それは店頭で接客をしていた頃から変わらないやりがいですね。自分だけでなく、ほかのスタッフにもどんどん挑戦してもらいたいと思っています。

Eさん:以前は「この半年をどうするか」「この1年をどうするか」といった比較的近い未来を考えることが多かったのですが、今は3年後、5年後、10年後といった中長期的な視点で仕事をしています。
「10年後のスパイラルはどんな会社でありたいか」を想像することは、とても楽しいですね。そして、その理想の未来に近づくために何が必要かを考え、他部署とも共有しながら、みんなが同じ方向を向いて働けるようにしていくことが、自分の役割だと感じています。

Fさん:若手アーティストが活躍できる場をつくれることが、一番のやりがいです。私自身、美術大学で学ぶ中で、アーティストとして活動を続けていくことの大変さを強く実感してきました。だからこそ、アーティストが長期的に活躍できるようサポートできることに大きな意義を感じています。

また、企画を通じてこれまで接点のなかったアーティスト同士が出会い、新しい表現や作品が生まれる瞬間に立ち会えることも魅力です。その作品をお客様に楽しんでいただけることが、仕事のやりがいにつながっています。


 

ー働く上で大切にしていることを教えてください

Sさん:先ほどの話にもつながりますが、「口に出して、手も動かすこと」を大切にしています。経験を積むほどアイデアや意見は出てくるようになりますが、意見を言うだけではなく、「どうすれば実現できるのか」まで考えて行動することを常に意識しています。

 

Eさん:僕も先ほどのやりがいの話と繋がるのですが、「今の選択が将来にどう影響するのか」を意識して仕事をしています。日々仕事をしていると、「ちょっと面倒だな」とか思うことももちろんあるんですが、自分にとって楽かどうかではなく、会社にとって良い選択かどうかを考え、冷静に判断するよう心がけています。

 

Fさん:スパイラル創業当時の話を聞いた際に、「スパイラルは空間や音楽だけでなく、そこで働く一人ひとりもスパイラルなんだ」という言葉がとても印象に残っています。だからこそ、自分の好みや考えだけで判断するのではなく、「スパイラルにとって本当に良いことか」という視点を大切にしています。少し引いた視点で全体を見ながら、常に最善の選択を考えるよう心がけています。


 

ー今後の仕事で挑戦してみたいこと、続けていきたいことがあれば教えてください

Sさん:従業員や店舗が増える中で、これまで当たり前に行ってきた業務を見直し、効率化していくことが必要だと感じています。一方で、お客様を第一に考える姿勢や、商品への愛情、売り場づくりへのこだわりといった、ブランドとして大切にしてきた価値はこれからも守り続けたいですね。何十年と多くの先輩たちから受け継がれてきたお店だからこそ、スタッフみんなで大切にしていきたいと思っています。個人的な挑戦としては、目の前の売場の施策に追われてしまっているところもあるので、数年先の未来のあり方、店舗ごとの施策に力を入れていきたいですね。

 

Eさん:新設の部署ということもあり、まずは他のメンバーが働きやすいようマニュアルを整えて環境改善!ですね。また、ありがたいことにスパイラルの価値をさまざまな企業から評価していただいています。今後は自分自身も営業力を高め、スパイラルの魅力を社外へ発信していけるようになりたいですね。

 

Fさん:昨年から新しい店舗が続々とオープンしているので、まずはそれぞれの店舗がお客様に愛される場所になるよう、展示や企画づくりに力を入れていきたいです。
また、自主企画展はコロナ禍以降減少しているため、改めて展覧会の企画にも挑戦していきたいですね!

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