SPIRAL

Where Creativity Comes to Life

THINK? ー食は世界の入り口だー

巡回展

Spiral Garden

福岡

2026.01.09(Fri)-2026.02.26(Thu)

#Lifestyle#Exhibition#Event

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Spiral Garden 福岡ワンビルでは、「食」をテーマにしたグループ展「THINK? ー食は世界の入り口だー」を開催します。

生きるために欠かせない「食」は、私たちにとって極めて身近な存在であり日々の中でその意味を考えることは滅多にありません。

しかし、バナナひとつをとってみても、そこには貿易格差や農薬、プランテーション、労働搾取などグローバルな世界の課題が濃縮されています。

また、滑って転ぶ「失敗」の象徴であったり、また差別的なスラングとして用いられたりと、実はさまざな文脈が潜んでいるのです。

本展では、見慣れた食材たちがアーティストの視点によって、意表を突くすがたで登場。

私たちの食に対する固定観念を拭い、見慣れた日常を問い直すきっかけを与えます。
ユーモラスな作品の数々を是非お楽しみください。

*本展はSpiral Garden新丸ビル店にて開催した同展(「THINK? ー食は世界の入口だ」 | What‘s On | スパイラル SPIRALスパイラル SPIRAL)の作品を一部変更した巡回展です。

開催概要

THINK? ー食は世界の入り口だー

会期

2026年1月9日 (金) - 2026年2月26日 (木) 11:00 - 20:00

土日祝のみ10:00 – 20:00

2月26日(最終日)は展示替えの為18:00まで

会場

Spiral Garden 福岡ワンビル(ONE FUKUOKA BLDG. 3F)

出展作家

門田千明 / Chiaki Kadota

日常で感じる季節の移ろい、生命の輝きや衰退、情景といった
普段の生活の中で出会う具象に漂う不可視な印象の中に漂う寛容で在る世界を追求し表現している。

1983年北海道出身。幼少期より油彩画を中心に絵画表現に親しむ。
大学卒業後、会社員を経て2021年頃よりペインターとして活動を始める。

SICF22 ワコールスタディホール京都奨励賞 受賞

関口恵美 / Emi Sekiguchi

1988年千葉県生まれ。 2007年千葉県立松戸高等学校芸術科卒業、2011年東北芸術工科大学芸術学部 彫刻コース卒業。

丸太の反っている形の中に、子どもの立ち姿が見えた事から子ども、主に女の子を彫る様になりました。そこに風が吹いている様な、誰かを待っている様な情景を落とし込んで制作しています。手のない姿は言いたくても言えない心情を表しています。
果物の作品では、果実が「実る」と恋が「実る」で同じ言葉を使うことから、恋に焦がれる乙女の心情を果物に閉じ込めて制作しています。気付かれない様に、気になるあの人を見つめる視線を強調しています。

三塚新司 / Shinji Mitsuzuka

スキーパトロール、ライフガード、自転車便メッセンジャーなどを経て、1999年に東京藝術大学に入学。学生時代から子供番組の放送作家として映像の仕事に携わり、2018年より作品の発表を始め「疑問の疑問」に基づいた作品として、巨大なバナナの皮の作品を制作。2021年神奈川県美術展にて県議会議長賞受賞。2022年第25回岡本太郎現代芸術賞展にて岡本敏子賞受賞。 2023年経済産業省 地域経済政策事業「ハマカルアートプロジェクト」採択。2024年六本木アートナイト出展。2025年大阪・関西万博の経済産業省福島復興展示へ出展。

SICF22、SICF25 EXHIBITION部門 出展

森田直樹 / Naoki Morita

2000年11月東京生まれ。2023年3月武蔵野美術大学空間演出デザイン学科卒業。同年4月東京藝術大学大学院美術研究科修士課程デザイン専攻へ進学し、現在も在籍中。

テニスコートがない場所に転がるテニスボールや、加熱中の電子レンジに見える照明とターンテーブルのドラマチックな演出。重い荷物を片手で持つより両手で持つ方が楽なことや、綿棒を1本取ろうとしたら複数取れてしまう瞬間など、私たちの生活には「なぜこうなるのだろう」「なぜこう見えるのだろう」と感じる場面があります。これらを観察や見立てを通じて解釈し形にすることで、「日常そのものを見直す視点」を提供することを目指しています。

SICF24 EXHIBITION部門 出展

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