SICF（スパイラル・インディペンデント・クリエイターズ・フェスティバル）は、東京・南青山にある複合文化施設「スパイラル」が若手作家の発掘・育成・支援を目的として2000年から開催しているゴールデンウィーク恒例のアートフェスティバルです。公募によって選出された、さまざまなジャンルのクリエイターが一堂に会し、作品展示やプレゼンテーションを行ないます。

会期中はギャラリストやキュレーター、コレクター、バイヤー、メディアなどクリエイティブ関係者が訪れこれまでに数多くの新しい才能が来場者との出会いを通し活躍の場を拡げてきました。

会期の最後には、来場者の投票によって決まるオーディエンス賞やもっとも作品を売り上げたクリエイターに贈られるベストセールス賞をはじめ、各審査員賞、準グランプリ、グランプリ を優秀作品に授与、作品発表の機会を提供します。

2021年開催のSICF22より、従来のブース出展形式のEXHIBITION部門に加え、生活を豊かに彩る作品を制作するクリエイターを対象としたMARKET部門を新設しました。

 
そして、2026年9月に福岡のワンビル（運営：西日本鉄道株式会社）と協働し、若手作家の発掘・育成・支援を目的とした公募展形式のアートフェスティバル「SICF Fukuoka」を開催いたします。

九州初開催となる「SICF Fukuoka」の会場は、2025年4月に福岡・天神の街に新たにオープンした「ONE FUKUOKA BLDG.（ワンビル）」。ワンビルでは“創造交差点”を開発コンセプトに掲げ、福岡の中心地で多くの人々が集い、行き交うなかで、多様なヒト、モノ、情報の重なりを生み出し、新たな価値を構築しています。

スパイラルはワンビルの3階にギャラリー、カフェ、ショップの複合型店舗「SPIRAL GARDEN」を構え、ワンビルを運営する西日本鉄道株式会社と協働して様々な共創アートプログラムを実施。SICFで出会ったクリエイターを積極的に各事業に起用しながら、店舗のみならず、ワンビル全体、さらには天神の街全体へと場を広げ、様々なイベントやプログラムを展開します。
「SICF Fukuoka」を中枢とした、福岡からアジアのアートシーンを盛り上げる取り組みにご期待ください。